
今年6月に世界遺産に登録された「平泉の文化遺産」をじっくり見てまいりましたよ。
実は、今回が私にとって初の「岩手県上陸」。
「奥州平泉」なかでも「奥州藤原氏の中尊寺金色堂」を、
一度この目で見てみたいものだと昔からずーっと思っていたので、
今回の岩手旅行はとっても楽しみにしていました~♪

中尊寺へと続く、長い登り坂「表参道・月見坂」。
今年は、世界遺産登録による「平泉ブーム」で、観光客の数も例年の数倍だそうで!
例年、ゴールデンウィークの「春の藤原まつり」以外は比較的閑散としていたそうですが、
今年は、この混みようです。

月見坂を登った上から、町を見下しました。
この「四方が山」そして「広がる田んぼ」の風景が、たまらなく落ち着く私の心の原風景(笑)。

中尊寺本堂の門。
……写っているのは、知らない方ですごめんなさい^^;。
「中尊寺」の看板と一緒に写真を撮りたい観光客さんがひっきりなしで、
人がいないシャッターチャンスはほとんどありませんでした。

中尊寺の本堂。
中に入って、お香を焚いてきました。

中尊寺ハス。
多くは花の時期が終わっていましたー。

そしてそして、こちらが観光のメイン!
国宝・中尊寺金色堂。
あの覆堂の中に鎮座ましましております……!
なにせ日本が「黄金の国ジパング」と呼ばれるきっかけとなったのは、この金色堂と言われていますからね!


中に入ってこの目で見てきましたが、写真撮影は禁止なので、
ポスターの写真でご容赦を(苦笑)。
もう一つ、「讃衡蔵」という仏像や副葬品や経典などのお宝がたくさん納められた蔵にも入場し、
案内を聞きつつ、じっくり1時間かけて鑑賞してきましたが、
こちらも写真撮影禁止でした。想像だけでお願いします^^;。

金色堂が建てられた約500年後に、松尾芭蕉もこの地を訪れ、
「五月雨の 降残してや 光堂」
という、かの有名な句を詠みました。
最後に、思わずパチリと撮ったこのお堂。


中尊寺の如来様は目に効くことで有名だそうで、
こんな素敵なのぼりと、お札がありました^^。
この後、車を数分走らせて、同じ平泉にある「毛越寺」にも行きました。
こちらの旅の写真は、明日の日記でご紹介します。
- 関連記事
-
- 岩手観光3・厳美渓 (2011/08/19)
- 岩手観光2・平泉毛越寺 (2011/08/18)
- 岩手観光1・平泉中尊寺 (2011/08/17)
- 流れ星の夜 (2011/08/13)
- 鎮魂の花火 (2011/08/11)
この記事に対するコメント
おおぅ!岩手県ですか!!
中1夏休みに1人1県調べて模造紙に新聞調にまとめるっていう宿題が出たことがあって、私は岩手県担当でした(^.^)
縁者は誰もおらず全く知らない土地だったのに、ひと夏しつこく調べたらふしぎと愛着がわくんですよねぇ。
インターネットなんていうものが無い時代。図書館行って、観光協会に電話してパンフ送ってもらって、近所の岩手出身の方に地元の新聞をいただいて・・・。懐かしいです。
広い広い(私にとっては笑)日本の中で一度も足を踏み入れたことのない東北。
歴史遺産好きとしても民芸好きとしても、ぜひに押さえたい地域です!
次回レポートも楽しみにしております(^^)/
ちるちるさん、いらっしゃいませ!
はい、初めて岩手旅行をしてきました

>ひと夏しつこく調べたらふしぎと愛着がわくんですよねぇ。
私も中学の文化祭の展示か何かで、長崎の平和記念像をちぎり絵で作ったり、
いろいろ調査したりしたことがありました。
やっぱり懐かしさというか愛着を感じますね。
>歴史遺産好きとしても民芸好きとしても、ぜひに押さえたい地域
今現在は、観光客で大賑わいですが、
それでも自然に包まれた素朴さ、静けさがあって、
とても落ち着く穏やかな土地でしたよ。
おススメです