なでしこJAPAN、W杯ベスト4!

9日、ドイツで行われた女子ワールドカップ準々決勝。
日本代表チーム「なでしこJAPAN」が、
ドイツを延長戦の末1-0で破り、初のベスト4進出を決めました!!

すばらしい!!!!

女子W杯ベスト4進出は、日本にとって史上初。(北京五輪もベスト4)
なにより、国際試合で日本がドイツに勝ったのは初めて!

FIFAは公式サイト上で、「日本とフランスは歴史をつくった」
「日本は粘り強い戦いでドイツを唖然とさせた」と称賛したそうです!

耐えたなでしこ、歴史的勝利=ドイツに挑戦、通じ合った思い-サッカー女子W杯(時事通信7月10日付)
元東電の丸山が決勝ゴール「思わず目がうるっと」(MSN産経ニュース7月10日付)
FIFAがドイツの無敗記録を止めたなでしこを称賛「歴史をつくった」/女子W杯(SOCCER KING 7月10日付)


日本時間で深夜3時45分からの試合を、NHK-BSで生中継していたみたいだけれど、
さ、さすがに見られなかった^^;。

準々決勝ドイツvs日本戦は、
開催国ドイツの観衆約26000人の大声援で、完全どアウェー。
しかも、ドイツはFIFAランク2位。(日本は4位)
くわえて、女子W杯2連覇中。
なんと、ドイツはW杯無敗記録を15試合まで伸ばして継続中。
つまり、1999年アメリカ大会準々決勝で敗れて以降、約12年もの間も無敗だったということ。

その強豪ドイツの無敗記録を止めたのが、なでしこJAPAN!
これを快挙と言わずしてなんと呼ぼう。

なんでも、準々決勝での両チームのシュート数は、
日本9に対し、ドイツ23と、特に後半戦はかなり猛攻を受けていたみたいですね。
それでも、ボールの支配率は日本のほうが若干上回っていたそうで、
ドイツに自由にボールを運ばせず、日本が早めに当たって粘りのサッカーをしていたということでしょうか。

決勝点は、延長戦後半3分、
途中出場の丸山選手が沢選手のパスを受けて、かなりキツイ角度からゴール!
試合後の丸山選手の弁。
「思わず目がうるっとした。テレビを見ている人たちのために、サッカーを頑張るしかない」
この決勝ゴールを決めた”勝利の女神”丸山桂里奈選手は、
東京電力へ就職し、東京電力の女子サッカーチームで活躍していた選手。
2007年の新潟中越沖地震による柏崎刈羽原発事故、今回の東日本大震災による福島原発事故で、
東電への批判報道に反論する文章を書いて、ブログが大炎上していたっけ……。
ここぞで貴重なゴールを決め、名誉挽回できて良かったなぁ、と思います。

試合前のミーティングでは佐々木監督が、
東日本大震災の被災地を撮影したビデオを見せたそうです。
映像の最後には「自分たちに今、できることは何だろう」というメッセージが。
監督曰く、「われわれのプレーは被災者の方々の力になる。
『本当に苦しい時は、被災者の方々のことを思って頑張れ』と話した」


そして試合終了後に場内を一周して観客席に応える日本選手達の手には、
大きな横断幕が握られていました。

写真:サッカー・感謝する日本イレブン(MSN産経ニュース7月10日付)
To Our Friends Around the World
Thank You for Your Support

と書かれていて、それを見たら、なんかうるっと来ました(T-T)

ああ、ホントにホントに嬉しい勝利だなぁ!
あと1つ勝てば、メダル獲得。
2つ勝てば世界の頂点!
すごい……! すごいよ、なでしこ達!
私、例によって例の如く、普段は女子サッカーをあまり知らないニワカファンですが^^;、
閉塞した今の日本に、とても明るいニュースをもたらしてくれて、
心からお礼を言いたい気持ちです!

準決勝は13日、対戦相手はスウェーデン。
とにかく伸び伸びと、自分達らしいプレーをして、世界の大舞台を思い切り楽しんでほしいな♪
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