2011_06
12
(Sun)23:59

紫陽花







道端に咲いた紫陽花がとても綺麗だったので、写真に収めてみました。

ところで、「紫陽花」という字、最初に見てすぐに「あじさい」とはなかなか読めないですよね。
なんで「あじさい」を「紫陽花」と書くようになったのか……?

語源由来辞典Wikipediaによれば、
「あじさい」の名は、古くは「あづさヰ(あぢさヰ)」だったそうです。
「あづ(あぢ)」=集まるさま。特に、小さいものが集まることを表す語。
「さヰ」=「真藍(さあい)」の約。もしくは接頭語「さ」と「藍」の約。
青い小花が集まって咲くので、「あづさヰ(集真藍)」と呼ばれるようになったとか。

漢字表記に用いられる「紫陽花」は、唐の詩人・白居易が別の花(ライラック?)に名付けたもので、
平安時代の学者・源順がこの漢字を当て嵌めたことから誤って広まったと言われているそうで。

アジサイの別名は、「紫陽花(しょうか)」「七変化(しちへんげ)」「四葩(よひら)」「七色花」など。
万葉集にも「紫陽花」が登場するらしく、相当昔から日本に馴染み深い花なんですねぇ。

紫陽花の花言葉には、「移り気」「高慢」「浮気」なんてのがあって、
ちょっと花束の贈り物にはしにくい花のような気がしますが^^;、
楚々としていて可憐で、私は好きな花です。
花言葉には他に、「辛抱強い愛情」「元気な女性」という意味もあるそうですよv

紫陽花が咲くと、初夏の風物詩だなぁ、と季節を感じます。
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