11月までおお振り休載中のお楽しみ「ちいさく振りかぶって」が、
今月号こそは載っているかとドキドキしながら待っていましたが……
今月号も、おお振りは1ページも載っていませんで…した……orz
って凹んでいても仕方ない。
暗いと不平を言うよりも進んで明かりをつければいいじゃない☆ケーキを食べればいいじゃない☆
ということで、萌え燃料を自分で掘り起こすことにしましたYO。
忘れた頃にやってくる。
昨年(2010年)4月~6月に放送されたアニメ「おおきく振りかぶって~夏の大会編~」の
いまさら感想シリーズ~。ドンドンパフ~=3
本日は、テレビ未放送回の、第12.5話「目標」の感想です。
昨年12月22日発売の、アニメ2期DVD・Blu-Ray第7巻に収録されています。
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今回の第12.5話は、原作14巻ラスト4ページ分から15巻P.52までが、
ほぼそのまま忠実にアニメ化されていました。
同じストーリーについて、原作漫画を読んだ際に詳しく感想を書いていますので、
合わせてご覧いただければ幸いです。
約3年前に書いた月刊アフタヌーン連載時の感想
・アフタ08年5月号(1)(2008年3月25日付)
・アフタ08年5月号(2)(2008年3月30日付)
約1年前に書いたコミックスの感想
・おおきく振りかぶって15巻感想(1)(2010年6月28日付)
・おおきく振りかぶって15巻感想(2)(2010年6月29日付)
※野球素人の腐女子によるネタバレ感想です。
腐った妄想を含みますので、お嫌いな方はご注意ください。
●アニメ12話、美丞大狭山戦のラストシーンから始まります。
ベンチから必死に声援を送る西浦ナイン、西広くんの三振、ゲームセット……。
冒頭25秒で、前回の感動が胸に込み上げてきます(T-T)。
●試合終了後の県営大宮球場の外では、西浦の父兄達が集まっています。
(ちょうど昨日ここで西武vs楽天戦があったので、背景をリアルと比べて楽しんでみたりw)
負傷した阿部くんの病院付添いのために、お母さんズに断りを入れて慌てて去っていく阿部母。
「お兄ちゃん負けちゃったね」「もっと応援したかったねー」
花井妹ツインズかわええええええええええええええ!!(わかったわかった)
一方、美丞大狭山父母会に囲まれて、爽やかオーラを振り撒く呂佳さん(笑)。
「さっきまでの態度とは大違いですねー」と囁く和さんが黒くって大好きさ♪
そして、「倉田くーん」とナンパして薄暗い階段下へと消えていく和さんの背中に、
呂佳さんは「うっぜーな、あいつ……」昼メロのごとき嫉妬の眼差し……!(違)
(↑それ、14巻感想でもおんなじこと書いてるし^^;)
●埼京スポーツの清水記者が試合直後の西浦ナインを取材に来ました。
「花井キャプテンと、あと田島君」
ツーショットご指名キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
ここから約2分半のハナタジツーショットにどんだけ萌え滾ったか、
絶妙な身長差、そして交わし合う視線のえろえろしさについて、
アフタ感想&15巻感想でアホかっちゅーほど暑っ苦しく語っておりますので、
どうぞご参照くださいませ。(ヤダヨ)
「はい! 失礼します!」と二人同時にお辞儀するハモリ声に萌え~~vvvv
「花井、お前はどこまで行きたい?」の田島様のマジ声に惚れるぅ~vv
回想シーンの梓少年が、アニメだと可愛さ5倍増しで連れ去りてぇええええ!!!(はい通報)
(きく江さんのお腹が、原作だとぽっこり妊娠中だったけど、アニメだとあんまり目立たないな)
あと、「待て言うな!」と田島くんを叩いて黙らせる花井くんが、
漫画だと、顎を下から上へ押して口を閉じさせてる感じだったのが、
アニメだと、バッチーンとおもいっきり左手で平手打ちかましてて、
なんか女みたいな殴り方っつーか、昼メロくせぇwww
田島くんの「なにィ」の口調と、片手で頬押さえて涙目がかわゆすぎて吐血……グハッ!
(結局ここでも、これでもかと萌えを語りつくす女・苦笑)
ところで、この萌え萌えツーショットで、ハナタジの身長差が腑に落ちなかったんですが。
アングルによって、ちょこちょこ身長差が変わってるんですよ。
・二人で横に並んでいる正面図……田島の背は、花井の耳の下(鼻の頭)ぐらい。
・遠景からの並んだ後ろ姿……田島の背は、花井の肩ぐらい。
・「オレ今、あんま落ちてねェ」の横からのツーショット……花井の口ぐらい。
・「美丞の守備、お前言われるまで気づかなかったんだな」の背後から見た並び……花井の肩ぐらい。
花井くん(181cm)と田島くん(164cm)の身長差は17cm。
なので、だいたい花井くんの鼻~口あたりに田島くんの頭がくるのが相応しいはず。
田島くんの背の高さが花井くんの「鼻まで」と「肩まで」だと、かなり違いますよね。
15cmぐらい違ってくるのかな? 誤差では済まされない差ですよね?
随分と身長設定にブレがあんなー、と思って原作漫画を見直してみたら……同じだった^^;。
つまり原作のコマの構図(身長差含む)をほぼ忠実にアニメ化したんですね(苦笑)。
(……どんだけ細かいことに拘ってんだorz これが”身長差萌え”のサガ・苦笑)
●場面変わって、和さんと岳史くんの薄暗がりでの密会(違)。
ここもアフタ感想でくどくどしく書きましたが、何度漫画を読み返しても、映像で見返しても、
和さんの心情に共感してしまいます。胸を抉るものがあるなぁ……。
「オレは呂佳さんとは違う」「全部気持ちわりィ」というモノローグがせつない。
かけがえのない大切なもの(和さんの場合は甲子園という夢)を失った人に、
周囲がどんな励ましや慰めの言葉をかけても、あるいは前向きな姿勢を見せて誘っても、
本人が心の中で整理して乗り越えなければ、焦燥と苛立ちを煽るだけなんだなぁ……。
和さん自身も、早く忘れたい、乗り越えたい、前を向きたいと足掻いているから、尚更。
和さんの年相応の弱さを垣間見た気がして、親近感が増しました。
あと、久々にセリフ付きで登場した桐青の慎吾さん山ノ井さんコンビに萌え~vv
それにしても、岳史くんのセリフ、
「そーいや(呂佳さんが)高3時もスカウト回ってんスよね。オレんとこにも来ましたもん」
コレ原作でも謎だったんですが、呂佳さん高3の時、岳史くんは高1でしょ?
もう美丞大狭山高校に入学した1年生のもとに、なぜスカウトが来るの^^;?
ひぐち先生、和さんと岳史くんを同い年の3年生に設定したこと忘れたのかな?
それとも呂佳さんと岳史くん達との年齢差を勘違い?
●そして、美丞の場面。
車の中での岳史くんのお父さんお母さんを見ると、
息子を一生懸命応援して支えている親の愛を感じて、哀しくなります……。
「一生ボールに触らないからオレに免じて」と言えば呂佳コーチが改心してくれると思い込んでいた、
岳史くんの十代の少年らしい”幼児的万能感”。
それから、滝井さんと呂佳さんの、
「オレ達は桐青高校に入り甲子園へ行く」という叶わなかった夢、
お互いへの愛憎、ズルさ、執着、精神的依存・密着、
”一緒に野球をしたかった”という強い思いが屈折した果ての現状に、
タキロカ萌え~vvな感想(笑)などなど、
美丞の人間関係について感じたことは、やはりアフタ感想&15巻感想で
ガッツリ詳述していますので、そちらをご一読いただけると幸いです。
病院での岳史くんvs呂佳さんの会話。
「なんだそれ……お前にそんな価値……」って呂佳さんのセリフは、
もっと心底意外、というかキョトーンとした口調かなぁ、と思っていましたが、
結構、驚いたような焦ったような声でしたね。
”価値観”や”倫理感”や”信じるもの”が異なる人と話すということは、
こんなにもすれ違って噛み合わなくて、哀しいものなんだなぁ。
ラフプレーを指示した呂佳さんは、悪いです。それは間違いない。
でもそれは「負けることが球児にとって最もつらい悪」「勝利こそが善」という
自身の地獄のような苦悩の過去からくる、呂佳さんなりの”価値観”なんですよね……。
和さんが今抱えているような、夢を喪失した絶望・焦燥・苛立ち・虚無感は、
”最後の夏”に不本意に負けた球児の中にも、感じている子は少なくないでしょうし、
野球をやっていなくても、大人だって、誰もがなにかしら抱くことのある感情でしょう。
その心の傷がちゃんと癒されて回復しないと、
呂佳さんのような歪んだ”価値観”になってしまうかもしれない、ってことなんでしょうね。
だから私はどうしても呂佳さんを憎めない部分があります。
岳史くんや呂佳さんが、和さんのように
「だけどこんなの、一生引きずる傷じゃない」と、自分で受け入れて、踏ん切りをつけて、
”価値観”を改めて、前に歩き出す日を見たいものです……。
●てゆか、桐青中学時代の滝井さんかわえええええええええええええ!!
中坊呂佳さんと中坊滝井さんの身長差萌ええええええ!!!(ダマレ)
「最近のロカの物欲しそうなカオったらよォ。もう相当自分でやりたくなってんだ」
って滝井さんの爆弾セリフ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!(自重…)
カラー映像+声による、アニメの破壊力パネェっす!(にこにこ)
●斎藤接骨医院で診察を受けている阿部さん、BGMがなんかコミカル(笑)。
「(2週間後に)間に合うんですか!?」
阿部の口の中のハートマーク♥キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
かわええなあもうwww まるで15歳みたいじゃないか!(15歳です)
阿部くんの脳内容量メーターがいっぱいいっぱいまで振り切って、
ミーッミーッて警報鳴らしている図が省略されちゃったのは残念(笑)。
リハビリの運動(15巻で三橋が1ページに渡って紹介)などは、やはりアニメでは省略されていました。
●ところかわって、西浦の裏グラ。
着替え中の三橋くんに、
阿部くんからの恐怖のメール、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!(いい加減うるせーよ)
三橋くんてば「阿部君の、ケガのこと」「聞いて、み……」と気にしていたくせに、
いざ本人からメールが来たら顔面蒼白でビビりすぎ(笑)。
でもまあ「件名:見たら返信」「今までのことについてイロイロ話がある」じゃあ、
水谷くんが後で言うとおり「このメールじゃビビんのわかる」わ(苦笑)。
文末にもう一行、「放課後、体育館の裏に来い。逃げんなよ」って書かれていても違和感なしw
●西浦ミーティングで、各自がチームの目標を書くことに。
花井主将がリーダシップを発揮している姿を見ると、なんだかニマニマしてしまう(笑)。
「三橋、このチーム好きだろ?」「悩むなよー。このチームでどうなりたいか、書けよ」
田島様、しっかり誘導してますな(笑)。
全員が地面に出した「目標」を、モモカンが一つずつ読み上げたところで、
昨年(2010年)6月24日放送の、第13話(最終話)へつづく!
13話「また始まる」の感想も、あまり遅くならないうちに書きますね!
(つか、1年も経過してる時点で充分に遅くなりすぎorz)
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