
先日、道すがら見つけたべっぴんさんを撮影。
世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし
(在原業平「古今和歌集」)
……今年こそは桜のお花見をするぞ! と意気込んでいたのに、
日常の些事に紛れてバタバタしているうちに、
いつの間にやら桜が散って、例年のように見頃を逃してしまいました……orz
ああ、今年こそは桜の木の下でひねもすのんびりと花を愛でたかったなぁ。
日本人は桜が大好きですが、
海外の方にも「桜の美しさは素晴らしい」「死ぬ前に一度見に行きたい」と好評なのですね。
儚く散りゆく桜に情緒を感じる、というのは日本人独特の感性かなーと思っていたので、意外でした。
◆海外「やっぱ日本好きだ…」 日本の満開の桜に外国人が感嘆(まとめブログ「【海外の反応】パンドラの憂鬱」4月9日付)
◆海外「まったく美しい国だ」 日本の桜吹雪に外国人が感嘆(同上4月17日付)
上記のサイトで紹介されていた桜の動画。
春が来て満開の桜を見る度に、「ああ、日本に生まれて良かったなぁ」と、
毎年飽きもせず、しみじみと思います。
あと何回、桜の花を見られるかな?
人生80年というけれど、明日何が起こるか分からない。
できるならば1回でも多く、桜を愛でたいものです。
そして、私が死ぬまでに一度は見てみたいのが、
福島県田村郡三春町の、樹齢1000年の滝桜。
1000年の人の営みを見てきたこの桜は、今どんな想いで、その地に佇んでいるのかなぁ。
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