させていただく症候群


昨夜は、振り友のSさんとオフ会という名のデートをしてきました~♪
前々から二人で行きたいと言っていた焼鳥屋さんに、
念願叶って行ってきて、焼鳥や釜飯に舌鼓。
どぶろく片手に、アベミハ萌えをこってり語り合ってきました。
嗚呼、至福のひととき……(うっとり)
Sさん、お付き合いいただきどうもありがとうございました!
その徒然な会話の中で出てきた話題をひとつ。
「~~させていただく」
よく目にする・耳にする敬語表現ですよね。
「お休みさせていただきます」とか「お伺いさせていただきます」とか。
でも実はこれって間違った敬語の使い方だって、皆様ご存知ですか?
◆「させていただく症候群」にならないための事例集(web R25 2008年4月3日付)
「させていただく症候群」と最近では呼ぶそうです。
上記リンク先の記事によれば、
「させていただく症候群」の人が増えているのは、
新入社員の教育に力を入れなくなった会社が増えたことが大きい。
正しい言葉の使い方を教えられる大人も次第に減り、
若者は「させていただく」をつければ丁寧なのだと勘違いしてしまっている。
とあります。
ならば、「させていただく」は、本来どんな時に使うのかというと、
(1)誰かの了解を必要とする場合
(2)誰かに代わって何かを行う場合
(3)忙しい相手に何かをしてもらう場合
例を挙げると、
×『祝日は休ませていただきます』
×『今月で退社させていただきます』
→相手の了解を必要とすることではなく、自分の意思で行うことなので、「させていただく」はおかしい。
○『明日、ご相談させていただけますか?』
→恐縮ながら時間をもらうという意があるので、使用してよい。
うぬぬ……わ、私、いいオトナなのに「させていただく」を好んで乱用しているような気が……(汗)。
試しにこのブログ内で検索してみたところ、
……50件もヒットしちゃ…った……orz(大恥)
ざっと見返してみると、
「お返事させていただく」「応援させていただく」「拝見させていただく」
という誤用が多いですね。
逆に、正しい使い方ができていたのは、
「お手伝いさせていただく」
「妄想に活用させていただきますひぐち先生あざ――っす!(敬礼)」←サイテー^^;
「させていただく」はニュアンス的にへりくだった丁寧な言葉遣いだと思い込んでいたんですが、
己の無教養丸出しだったわけですね(苦笑)。
過去にも、結構間違っていた慣用句や言葉遣いをカミングアウトして、
自分の愚かさに「憮然とした」ことがありました。
……まるで成長していない……(安西先生AA略)
日本語って難しいけれど、奥が深くておもしろいなあ、と改めて感じ入った次第です。
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