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2011_05
20
(Fri)23:59

名作ホスピタル2

先週ご紹介したNHKの「名作ホスピタル」
「大切なものを失った時、気持ちがどのように変化していくのか?」という
東日本大震災後の今、非常に役立つテーマでした。

今日の放送は、大切なものを失った時×「おはよう!スパンク」の完結編。
大切なものを失った悲しみから、どうやって立ち直るのか?
大切なものを失った人がいたとき、周囲はどのようにしてあげればいいのか?
どんな言葉をかければいいのか?
その答えは……?


「おはよう!スパンク」の主人公・愛子は、
第1話で、愛犬パピーを交通事故で亡くしました。
それだけでなく、実は10年前にパパがヨットで航海に出て行方不明になっていた……。
かけがえのない対象を失ったどん底の悲しみの中から愛子を救ったのが、スパンク。
スパンクもまたヨットの事故で死んだ飼い主を、いつか帰ってくると信じて海辺で待ち続けていた。
お互い同じような体験をしていたことが分かった愛子とスパンクは、一緒に暮らすことに。

共通の体験による「共感」
同じ体験・同じつらさを感じていた過去がある人、
自分と相手が同じような状態になれる人と出会い、気持ちを話す。
相手の気持ちが良く分かる状態。
共感された時は、人の気持ちは通じ合った感じがする。
通じ合っている感情をもてると、気持ちは楽になれる。

例えば、病院の「患者さんの会」、「失恋傷心バスツアー」wなど。
誰にも話すことのできない・分かってもらえない部分を
同じ体験をした人の中では話すことができる。
話すことによって安心できたり、頑張ろうと思える力になる。

では、共通の経験がないと助けることができないのか?
何を言っても綺麗事に聞こえちゃうんじゃないか?

共通の経験がなくても、周りの人が出来る対象喪失対処の3ヶ条
●そばにいてあげる。
ポツンといるよりは周りに誰かいてくれるのはすごく安心感が得られる。
●思いを聞いてあげる。
「話しなさい」と強要するのではなく、「何か話したいことがあったら聞きますよ」という態度。
●相手に寄り添う言葉がけ
相手を中心にして考えて言葉をかける。
関わりを持つ用意があるよ、あなたをなんとかしてあげたい、という気持ちを伝える。
「どうしたの?」「つらそうだね」
「なんでも話して、誰にも言わないから」
「自分も人に言えないことを言うから、お互いに話そう」


良くない言葉がけ
×「○○(映画など)へ行こう」
無理に気の進まない場所へ連れ出すよりも、何かやりたいことがあれば一緒にする、の方が良い。

×「頑張れ」は禁句。
落ち込んでいる時、次に何もしたくない、もう頑張っているよ、これ以上頑張れと言うのか、
と怒りの感情が出てくる。
上から目線で言われて、放り出されている印象を与える。
頑張れないから、頑張ったうえで結果がでないから、落ち込んでいる場合が多い。

相手に寄り添う言葉がけ
「落ち込んでいいんだよ」
「一緒にやっていこうよ」
「一緒に頑張ろうよ」「僕は頑張るよ」

相手の心にそっと寄り添う言葉で、気持ちをぐっと楽にしてあげることができる。

スパンクの最終話、パパが亡くなっていたことを知らされた愛子は……
海辺に座り、海を見ながら一晩中泣いて悲しみに暮れていた。
朝を迎えるまで、その傍にずっと寄り添っていたスパンクに、愛子の気持ちは救われる。

最後に、しょこたんのまとめの言葉。
変えられない悲しみは埋めることはできない、代わりになるものはないけれども、
でもいっしょにいてあげたりとか、話を聞いてあげたりとか、同じ目線にたってあげること。
それだけで心が楽になる。
その大きなヒントをもらったことで、
これからもきっと生きている限りたくさん出会っていくいろいろな悲しみと
少しずつ向き合うことできるのかもしれないなってちょっと勇気がわきました。



以上、番組内容のまとめでした。

「頑張れ」は、善意の励ましで言ったつもりでも、相手を傷つけ精神的負担になることもある、
というのは、過去日記にも書いたとおり知っていましたが、
周りに大切な何かを失って落ち込んでいる人がいた時に、どう接すればいいのか?
あるいは、自分が大切な何かを失った時に、どうやって立ち直っていけばいいのか?
ずっと昔から悩ましく思っていました。
しょこたんの言うとおり、かけがえのないものを失った悲しみを受け入れ立ち直るのは、
大変に困難で長い道のりでしょうけれど、
自分の今の感情を「対象喪失のこの段階にいるんだ」と客観的に捉えること、
そして、周囲にそういう状態の人がいた時に、こちらから関われる方法があること、
これらを知ることができて、私もこれからの人生にちょっと勇気が持てました。

この「名作ホスピタル」、今後も毎週レビューを書くつもりではなくてですね^^;、
今回の「大切なものを失った時」というテーマが、私にとって非常に関心を引くものだったため、
2週に渡って番組のまとめを記録してみました。自分のために。
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