
今回の皆既月食は、
日本全国で欠け始めから終わりまで全過程を見ることができる絶好の機会です。
全国的に月食中の地平高度は高く、最高の条件で見られます。
こんな好条件の皆既月食はなかなかありません。
赤い満月を見逃すな!
だそうですよ♪
◆2011年12月10日 皆既月食(AstroArts)
今回の皆既月食のタイムテーブルは、下記のとおり。
半影食の始まり:10日 20時31.8分
部分食の始まり:10日 21時45.4分
皆既食の始まり:10日 23時05.7分
皆既食の最大 :10日 23時31.8分
皆既食の終わり:10日 23時58.0分
部分食の終わり:11日 01時18.3分
半影食の終わり:11日 02時31.7分
さあ、私も寒空に窓を開け放ち、張り切ってカメラのシャッターを切りますよ~♪
21時半頃。まだ満月。
でもよ~く見ると、まんまるではなく、左側が少し減ってきているような……?
これが「半影食」ってわけですね、なるほど。

↓
22時頃。部分食の真っ最中。
おおっ、いよいよ月食が始まったぞー!
普段見慣れた月の満ち欠けとは違って、
なんだか不自然な欠け方をしているのが、違和感ありますねぇ。

↓
22時半頃。だいぶ欠けてるなー!
三日月みたいな形ですが、よぉ~く見ると影の部分が赤黒い。
明らかに普通の三日月とは違いますね!

さあ、お待ちかね! 「赤い満月」カモーン♪
↓
23時過ぎ。

空一面、ま っ く ら。
……これは、「皆既月食になったから空が暗くなった」んではなく、
空一面に低い雲が立ち込めてきたからです……orz

その証拠に、街灯を撮影すると、ホラ! 雪がチラついていますorz
ということで、
「日本全国で欠け始めから終わりまで全過程を見ることができる絶好の機会」
「月食中の地平高度は高く、最高の条件」
「こんな好条件の皆既月食はなかなかない!」
という今回の皆既月食は、クライマックスを前に終~了~。
雪も止みそうにないので、諦めて寝ました。
ま、ニホンぢゃないからな、ココorz
線香花火が開始5秒でぽつんとあっけなく終わったかのような淋しさを紛らわすために、
過去に撮影した月食の写真で脳内補完(苦笑)。
・2007年8月28日(写真がヒドイけど…^^;)
・2010年6月26日(上の約半分が欠けた部分月食)
・2010年12月21日
皆既月食が赤黒く見える理由は、
>太陽光が地球の大気によって屈折や散乱され、うっすらと月面を照らすためです。
>赤くなるのは、朝焼けや夕焼けの原理と同じように
>波長の長い赤い光のほうが大気中を通過しやすいためです。
また、皆既中の赤さや暗さは、皆既月食によって変わるそうですよ。
月を欠けさせている「影」は、地球の影って、
当たり前なんだけれど、なんだか不思議な感覚w
今年(2011年)の月食は、6月16日と12月10日(今日)で、どちらも皆既月食でした。
私は6月のは見られなくて、今回は天候状況により途中でおしまい。
次に日本で見られる月食は、来年2012年6月4日の部分月食。
今度こそは綺麗に全部見届けたいなvv
その前に、天体一大イベントがありますね!
ドリカムの歌にも歌われた、2012年5月21日の「金環日食」。
……ココはニホンぢゃないから見られないけどorz
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