昨日の日記に引き続き「おおきく振りかぶって」第16巻の感想・後編です。

ちなみに、前編はこちら→おおきく振りかぶって16巻感想(1)

この16巻の収録内容については、
約2年半前の月刊アフタヌーン発売当時に、ウザイほど詳細な感想を書いていますので、
よろしければ下記リンク先もご覧ください。
アフタ08年9月号(1)
アフタ08年9月号(2)
アフタ08年10月号(1)
アフタ08年10月号(2)
アフタ08年11月号
アフタ08年12月号
アフタ09年1月号(1)
アフタ09年1月号(2)

今回は、アフタヌーン掲載時と単行本との相違点(描き直されたところ)、
単行本を通して読んでみて新たに感じたことを書きます。

※野球素人の腐女子によるネタバレ感想です。
腐った妄言も含みますので、原作を純粋にお好きな方はご不快になる恐れがあります。ご注意ください。
野球に関する知識に間違いがありましたら、ご指摘いただけると勉強になります。よろしくお願いします!








●アフタヌーン掲載時と単行本との相違点
下記以外にもあるかもしれませんが、私の目で比較して気づいた加筆修正点を箇条書きで。

・影のスクリーントーンと背景は、それはもうたくさん修正されています!
 16巻冒頭の西浦のシーンは、ほとんどのコマに手が加えられていますね。
 強い日差しで濃く影が出ている、って印象にする意図なのかな?
 P.18の和さんのミットなど細かい部分の描き足しも多いですね。
 ロード中のアベミハバッテリー背景に遠く小さく高層ビルが見えるのは、さいたま新都心かな?
・千代ちゃんなどの顔が、アフタ掲載時は微妙にバランス崩れてた^^;んですが、
 単行本で可愛く描き直されてます。良かったw
・カグヤンや榛名さんや大河くんや葵くんのアンダーシャツの首元が少しだけ上がってる(笑)。

・P.11の阿部くんは、アフタ本誌では右膝を手当てされていましたが(苦笑)、
 単行本ではちゃんと左膝を手当てされてます^^。
・P.23巣山と水谷の「さとうじゃないの?」追加。
・P.23泉「アミノ酸…スコア? ってなんスか?」にセリフ変更。
・P.27シガポの講座「脂にとけるのがA・D・K!」→「A・D・E・K!」
・P.42の「21:00 A・夜食 B・フロ」のコマで、田島が持っているパンツ描き直しww
 アフタ掲載時に「田島くんが手に黒い布持って泉くんに見せているけど、あれって何??」
 と疑問に思っていたら、「あれは田島の黒いボクサーパンツだと思いますww」
 とご来訪者様から指摘されて、おお! と膝を叩いたんですが、
 単行本でははっきりくっきり黒パンツに描き直されてますねww しかもお星様付き!(笑)
・「23:00 爆睡」のコマ!
 タオルの干されてる位置が窓の外に変わって、夜だけどカーテン開けっ放しで寝てる、
 ……ことよりも重要な変更点は、
 三橋くんの隣に寝てるのが……この髪型……このタレ目……阿部くんに変わってる!!!
 三橋くんの隣で寝てた沖くんを無理矢理押しのけて二人の間に割り込み……!?
 さ、さすがわ阿部さん……! 並々ならぬ執念を感じました^^。
 あと、泉くんの手前に花井くんが新たに出現して、
 泉くんの奥で寝ていたのが田島くん→西広くんに変更。
 ……とゆーことは、このコマに描かれていない田島くんは、一番手前の花井くんよりさらに手前か、
 花井くんの頭の上側(三橋くんの手前)で寝ている可能性が高いということか……悶々。
(↑寝ている位置だけで妄想できる安上がりな女w)
・合宿2日目朝ご飯作りで、三橋くんが千代ちゃんを見て「ほか」とする一連のシーンは、
 描き直しが多いです。
 驚いて自覚したように目を見開いていたけど、ちょっと寝ぼけ眼に変わってますねw
 阿部くんの「何もやんなっつってねーだろうが」の横に(声ひかえめ)と書き足してあるのは、
 アフタ掲載後になにか苦情でもきたんでしょうか^^;?
 そう言われて固まる千代ちゃんも、アフタでは目がうるうるして泣く寸前だったけど、
 単行本では顔が真っ赤になって、泣きそうな一歩手前、って感じに変わりましたね。

・P.76福ちゃんの台詞「でもスピードも切れも、手ェ出ないレベルじゃないと思った!」
 →「でもスピードもキレも、秋とそれほど変わってねェよ!」に変更。
・P.85やP.123の春日部加藤くん(背番号7)が左打席→右打席に。
・P.127武蔵野のセンターのモノローグ「下がってんのに追いつけねェ~~!!」が追加。
・P.128カグヤン「次の5番にはツーベース打たれてる」→「次の5番には前打席ヒット打たれてる」
・2点目入ったシーンで、応援席から聞こえる春日部市立の校歌が挿入。
・P.129とP.134で、グラブを左手に嵌めてたライト榛名さん→ちゃんと右手に嵌め直したww
・P.139以降のバックスクリーン、カグヤンと榛名さんの名前の上に付いている番号が、
 背番号→守備位置を示す番号に修正^^。
・P.154の春日部のH(ヒット数)も6→7に。
・P.206涼くん「4番は今日、ヒット三振四球」→「4番は今日、レフトフライ三振四球」


漫画本編の感想は、アフタヌーン掲載時にくどくどと書いていますので、
単行本で通し読みして新たに感じたことだけを。

●西浦の夏合宿
・斎藤接骨医院ってどこにあるのかなぁ?
モモカンが高校時代から行っていて(つまり西浦高校から遠くない)、
田島くん(西浦近く)も阿部くん(武蔵浦和の近辺?)も知っていて、
医院のすぐ傍に公園まで続く長い上り階段がある(=高台の傍?)。
どこなんだろう……?

・三橋くんが千代ちゃんを見て「ほか」と胸が温かくなったり「ドッキドッキ」したりのシーンは、
三橋くんが千代ちゃんへの淡い恋心を抱き始めた伏線、と私は捉えましたが、
「三橋は優しくされると”いい人~!”となるから、それと同じ」
と捉えている人もいらっしゃるみたいですね。
作品の捉え方は人それぞれなので、どちらも可だと思いますが、
私の腐女子的ご都合主義な気持ちとしては、後者だといいなぁというか、
三橋くんにはあまり色恋沙汰にのめり込んでほしくないなぁ^^;
というのが正直なところです(苦笑)。スミマセン。

だけど、千代ちゃん→阿部くんの片想いや、
水谷くん→千代ちゃん、三橋くん→千代ちゃんの片想いも、
作中に描かれるのはアリだと私は思っています。
高校生達が主人公なのに、男女の恋愛感情が描かれなかったら、嘘臭くてリアルじゃないので。
ただ……「ヤサシイワタシ」なドロドロ四角関係にならなければいいけど……ちょっと心配(汗)。
「ヤサシイワタシ」は痛いほどの心理描写が秀逸で、私は好きなんですけどね。
おお振りキャラには、あんなつらい思いで傷ついたりせず、野球で青春を燃焼していただきたい!
ま、「火のない所に煙を立てる」のが腐女子の身上ですから、
原作で彼女ができたとしても、妄想はしちゃいますよん^^。

私のアフタ感想をご覧になった方から、
「千代ちゃんが勝手に恋愛するのは許せないのか。飼い犬に手を噛まれた飼い主の気分か。
女性キャラが必要以上に『人間らしくなる』のが嫌で嫌でたまらないのか」
と手厳しいご批判を戴いたことがありましたが、私の意見は全く逆です。
女性キャラが人間らしいところが、おお振りの魅力ですよね♪
もしも私のアフタ感想が千代ちゃんに辛口すぎる、という印象を与えたのならば……
それは千代ちゃんに「私にも覚えのある感情」のデジャ・ヴュを感じて、
昔を思い出してこっぱずかしくなり、若かりし私自身へ向けた自嘲を書いてしまったからです。
私も中学で片想いしていた男子と、偶然同じ高校で、同じ部活になり、3年間マネージャーをしていたので。
……千代ちゃんに自分の過去を重ねてる時点で、キモくてイタイ女ですね、スミマセンm(_ _)m。

・西浦ナインのエロネタ披露大会!(笑)
巻末おまけにも書かれているように、
「(アニメで)各キャラクターを演じてくれた声優さん達に、
それぞれの高校時代の思い出のネタをいただたもの」です。
ひぐちセンセー、スゲーッす^^;。ある意味セクハr…げふんげふん!
中の人の妄想ネタ収集に至った経緯は下記のとおりです。

2007年7月14日に、三橋と阿部の中の人が某ラジオにゲスト出演した際、
それぞれ学生時代の妄想ネタ(好みのタイプ)を「ナースさん」「肌がキレイで色白」と披露(笑)。

それを聴いたひぐち先生が「阿部と三橋のキャラに合ってるので、作中で使ってもいいですか?」

お二人にOKをもらい、さらに花井や田島の中の人にも質問。やっぱ合ってるww

さらにさらに西浦キャスト全員から聴取w
「西浦の選手達のネタは、多少の脚色をして、
そのうち各キャラクターのネタとして、漫画の中で使わせていただきます。
私なりのアニメ化記念ということで」

そして約1年後、西浦ナイン各人の妄想ネタとして作中に導入!

ちなみに、2010年6月下旬頃に収録された「西浦高校放送室アニメイト出張版」
(アニメ2期DVD全巻アニメイト購入特典DJCD)の中で、
この妄想ネタに関して、西浦ナインの声優さん達が話題にしていましたよww
(※以下、声優さんのお名前を敢えて役名に変換しておりますw)

花井「1期の時に原作者の先生がさ、俺達に一人一人にさ、
  学生時代のなんか面白エピソードみたいなの訊いて回ってたでしょ?
  あれをなんか反映するとか反映しないとかっていう、原作に」
全員「あ~」
花井「あれって具体的に誰か使われた人っているんですかね?」
阿部「使われてましたよ」
泉「え? ホント?」
三橋「次? え今、発売されるヤツ?」(←16巻収録、ということを言いたいらしい)
阿部「なんだっけ、エロ話?」
三橋「そう、エロ話」
花井「際どすぎてね、使えないのも結構あるんじゃないかなっていう」
阿部「そんなコメントしたヤツがいるんですか(笑)」
花井「ねえ!」
西広?「それこそ研くんのとかすごかった…」
水谷「ちょっと待って!(慌) だから、それ俺違うwなんでなんで俺だけ個人攻撃!ww」
田島「でもあれ結構個別で訊いたから誰がどーゆーふうなこと言ったのか知らない」
阿部「そう、他の人知らない」
泉「結構俺、赤裸々に言っちゃったなぁ」
三橋「全部書かれてましたよw」
田島「あそーなの?」
花井「代永くんが何を言ったかだけは判りますけどね!(笑)」
阿部「何言ったんだお前w」
三橋「……家庭教師の前、ですよね?」
花井「言っちゃったよwww」

ということで、阿部と三橋の中の人は、アフタヌーンに掲載されていたのをご覧になったようですが、
他の方は、よもや自分の高校時代の妄想ネタが
全国に公開羞恥プレイされているとはご存知なかったようでwww
全て赤裸々に描かれてますよ、じゅんじゅんも角さんも^^。
花井の「英語教師」は、そんな軽い一言じゃ済まなくって、エロスの子きーやんですから、
モノスゲ深くて濃いぃ妄想ストーリーが背後にあったんではないかな(笑)。
そして、三橋くんの妄想ネタの話が、再びおお振り作中で登場する機会があるとしたら、
「オレ、家庭教師さんが、髪掻き上げるところ、スキだ!」と語ることでしょう(笑)。
……この部分はいつの日かアニメ化されるのかなぁ?(羞恥プレイwww)

・ロード中の西浦バッテリーは、しごき合ったり、
汗ダラでしどけなく座り込んだ三橋くんを阿部さんが写生したり、
水をゴッキュゴッキュ飲む三橋くんの口元をガン見したりと、
誰も見ていないからって、やりたい放題やってます(違)。
三橋と阿部の「ライバル」についての会話。
榛名が勝ち進んでいることが悔しい、西浦を選んだことをちょっぴり後悔? という
ちいせえ阿部くんの落ちつかない気持ち、いいですねw
今までは「榛名はサイテーの投手だ!」と全面否定するだけだったけれど、
自分の心の奥を初めて見つめ直してみた、というか。
この後の精神的成長への伏線ですねvv


●県大会準々決勝 武蔵野第一vs春日部市立
武蔵野vs春日部戦は、私のいい加減な展開予想(笑)が予想外に結構的中して(!)、
我ながら驚愕したっけ^^;。
試合の感想については、アフタ掲載時にこれでもかと書いたので、箇条書きでまとめると、
・カグヤン可愛いっ!!
・ハルナサンカッチョイー!
・双子かわぇええええ!
・武蔵野にも春日部にも、どっちにも勝ってほしい!(それは無理^^;)

「主人公の西浦の試合じゃないのに、随分長く掲載するんだなぁ」と当時は思っていましたが、
ひぐち先生は、カグヤン達武蔵野第一の3年生にも思い入れがあって、
彼らの活躍を、特にカグヤンの「高校最後のマウンド」をじっくり描きたかったのかもしれないですねぇ。


ということで、17巻では準々決勝の決着、そして西浦合宿のもう一つの爆弾(苦笑)と、
この続きも、燃えと萌え満載です!
……で、いつ発売されるのかなぁ? 17巻。
できれば今年の夏頃だと嬉しいなぁ……(遠い目)。
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