昨日(3/23)は「おおきく振りかぶって」16巻の発売日。
首を長~くして待ち続けたこの日ですが……
私の住む町では、例によって例のごとく、翌日以降にならないと店頭に並びません。
なので、いつもネット通販で購入しています。
だけど……今回はやはり、自宅への配達もいつもより遅かったですorz
ということで、16巻の感想はまた後日!


先週から揉めに揉めていた、プロ野球の開幕日ですが、
セ・パ両リーグとも4月12日同時開幕、で決着がつきました!

セ・リーグもパと同時に4・12開幕(デイリースポーツ3月24日付)
セ・リーグが開幕延期、パと同日4・12に…巨人は4月までの東京ドーム開催中止(スポーツ報知3月24日付)

4月12日に延期、と早々に決めたパ・リーグに対し、
セ・リーグは3月25日に予定通り開幕

4日遅らせて、3月29日開幕

今日のNPB臨時理事会で、パ・リーグと同時開幕に変更
と二転三転しました。
正式決定は、26日の12球団オーナー会議で、ですが、
恐らくこれで最終決定となるでしょう。

4月12日開幕、以外にも決まったことは、
・4月中の東京・東北電力管内でのナイターを自粛。
・東京ドームでの巨人戦については、ナイター、デーゲームともに4月まではすべて中止。
・3時間半を超えて新しい延長回に入らない。


セ・リーグ理事長(ヤクルト常務)「監督官庁の指導で決めていった。選手会の気持ちをくんで4月12日にした。
早く開幕日を決めてあげないと選手のコンディションのことがあるので」

パ・リーグ理事長(楽天オーナー代行)「セ・リーグのみなさんは球場事情が厳しい中でも英断を下された。東北地方を元気づける意味でいろんなことを配慮していただいた。選手会にも感謝している」

新井貴浩野球選手会会長「(プロ野球の開幕問題で世間を騒がせ)ファンの方にはおわび申し上げます。
大変大きな決断をしていただき、選手会の意志を理解していただき感謝しています。
144試合とクライマックスシリーズ、日本シリーズを必ずやりとげます。
真剣に野球をする姿で、被災者の方々を少しでも勇気づけられるようにしたい」
新井会長、男泣き!セパ同時開幕に「感謝」(デイリースポーツ3月24日付)

巨人・滝鼻オーナー「報告は聞いた。いずれにしろ、あさってのオーナー会議で全部言いますから」

巨人・清武球団代表「ベストでもベターでもないが、唯一これが選手の気持ちとか、政府の指導、要請に沿うとなれば、その道をとるべき。選手会は日程が12月にずれ込んでも協力すると約束してくれた。これは今までなかったこと。その覚悟があるなら応えよう」

巨人・原監督「今回の決定に至るまでに尽力いただいた方々に感謝する。開幕の日程が正式に決まり、目標も明確になった。ファンのみなさまを喜ばせるため、戦いに向かっていく」

日本ハム・大社オーナー「選手会に限らず、社会がプロ野球に期待していたので、そこに落ち着いて良かった。賢明な判断をされたと思う」

ソフトバンク・王球団会長「選手たちも気持ちを整理して、4月12日に向けて集中できるんじゃないか。プロ野球界が結束して、明るいニュースを出して日本が元気になるよう少しでも役立ってほしい」

中日・西脇球団代表「12球団お互いやれることは協力する。球場の空きさえうまく合えば、いろんな手だてができる。できることは全面的に応援する」

広島・鈴木球団本部長「(経営の損害は)どの球団もある。観客動員をかけるしかない。11月には(シーズンを)終わらせたい。契約やFAの問題もある。(日程の)決定は早い段階の方がいい。28、29日か」

楽天・星野監督「何の違和感もない。選手会が一番、ほっとしたと思う。(選手会長の)新井も、楽にヒットが出るようになるやろ。(延長戦の試合方法がパと同じになり)ルールは同じ方がいい」

ロッテ・西村監督「12球団が一丸で、同じ日に開幕できるのはいいこと。両リーグがそろって開幕でき、良かったと思う」

西武・渡辺監督「良かった。選手会も求めていたし、選手もモチベーションを高く持ってプレーできる」

オリックス・岡田監督「当然よ。常識よ。ボールも統一球になって審判も一緒になってセ・パが全部一緒になってんのに。開幕だけ違うっていうのはな。良かったんちゃう」

ヤクルト・小川監督「選手会の要望でもあったし、セ、パ同時開幕になって良かった。こういう状況の中で、二転三転したのは致し方ない。調整の進め方、日程の組み方がはっきりしたのは良かった」

ヤクルト・宮本選手(前プロ野球選手会長)「いろいろな経緯があったけれど、プロ野球界が一体となって頑張っていきたい。僕らはいいプレーを見せるだけ。野球をやらせていただけることに感謝しながらやりたい」


だけどこれで全て「めでたしめでたし♪」とはならないようです。
開幕を延期することで問題は山積み。

経済的損失、電力…セパ同時開催決定も難題山積 (スポニチ3月25日付)
・東北電力、東京電力管内でのナイター5月再開のメドは立っていない。
・デーゲームでもナイターと同量の電力を消費する東京ドームで、5月以降試合が開催できるのか不透明。
・東京ドームで試合ができないのは相当な経済的損失。巨人だけでなく球界全体の問題、とも。
・電力消費量が急激に上がる夏はどうするのか。
・屋根のない神宮、横浜、QVCマリン、Kスタ宮城では原発放射性物質漏れへの対応をどうするか。
・18日間(セ45試合、パ44試合)を延期したうえで、
レギュラーシーズン144試合、クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズをすべて行うと、
終盤は連戦やダブルヘッダーなどの過密日程になる。
・オフシーズン(10月以降)の球場の使用が難しい(イベントなど予定が入っている?)。
・アジアシリーズ(11月11~15日)参加を約束しているが、日本一チーム以外で参加するのか。

問題はいっぱいありますが、未曾有の有事ですから、
みんなで知恵を出し合って、協力して、なんとか乗り越えてほしいですね!
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