被災地以外の人ができること

遠くからでもできること、すべきでないこと、被災地の人々に迷惑をかけず助けとなるための行動法まとめ(GIGAZINE3月13日付)

「デマやチェーンメールを広げないように、信頼できる情報源で真偽を確かめましょう」
と盛んに言われているのに、情報元がアニメやジャンクフードなどのネタ記事もよく掲載する
そんなGIGAZINEで大丈夫か?(大丈夫だ、問題ない)
書いてある内容は極めてまともで非常に参考になったので、下記に要約抜粋します。自分のために。

「被災地の人達に、今すぐ何かできることがしたい」と焦って行動しても、
その善意が無駄どころか邪魔になることがある。
災害時、あなたの善意で、人が死ぬ(N-Styles様3月12日付)
被災地以外の人が今、できること、すべきこと。


●被災地に向かおうとしない
・人命救助のプロ(自衛隊、警察、消防、医師、災害救助のプロなど)以外は、現地に向かわない。
被災地へのルートを混雑させないため。
今はまだボランティアが役に立てる段階ではない。
・相手先の受け入れ態勢が整うのを待って、必要とされたら行く。

●回線・道路・鉄道を混雑させない
・自分の安心や満足のために、被災地の知人に連絡を取ろうとしない。
電話回線を混雑させない。まだ家族・恋人の安否がわからない人々のために。
・テレビを視聴できる状況の人はUstreamを視聴しない。
アクセス集中でサーバが落ちると、テレビを見れずにそのサイトで情報を得ている人が見られなくなる。
・基本的に家で待機し街を混雑させないことで間接的に被災地の役に立てるかも。
被災地以外でも、移動すれば道路・鉄道が混雑し、事故を起こせば警察・消防の手を煩わす。
人混みで感染症にかかれば、医療機関の世話になる。
結果的に被災地を救助するプロの数を減らすことに繋がるかも。

●不確定情報を拡散させない
・Twitterやチェーンメールの情報を信用しない。むやみにRTやメール転送しない。
拡散させる前に「本当に広める必要がある情報か」「その情報がデマだったら誰の迷惑になるか」よく考える。
行き交う情報量が増えすぎると、本当に必要な情報を見落とすことにも繋がる。
情報を広める前に自分で真偽確認をする、公式RTをする、など。

●むやみに物を買い込まない
急を要さない物を買い込むと、物資が不足し物価の上昇に繋がる。
しわ寄せを受けるのは被災地の人々。
(実際、親戚から直接聞いた話では、被災地の隣県でも生鮮食品やガソリンの品切れ・高騰が起きています)

●救援物資を送ろうとしない
現在、個人からの支援物資はどこも受け付けていない。輸送経路も確保できていない。
被災地の各種機関に「救援物資の送り先は? 受け付けているか?」を訊くのも手間を増やすことに。
行政機関や支援団体などから案内があるまでは、現地へ発送しない。
阪神大震災でも新潟県中越沖地震でも、大量のゴミとなり処分に困ったとのこと。

●節電・節水
けして焼け石に水ではない。個人レベルでできる節電を。
>1人1kwh(洗濯機を2~3回運転する程度)でも1000万人なら1000万kwh。
>福島第一原子力発電所の1号機(電気出力46万kw)約22時間分の電気量となります。

東京電力の管轄地域は、輪番停電を実施。
計画停電の最新情報(Yahoo!)
東北電力の管轄地域でも、輪番停電の可能性あり。被災地以外で電気が復旧した地域も節電を。
但し、上記以外の電力会社から「節電のお願い」など出ていないので、チェーンメールに注意する。
(上記の2電力会社に他社から送電できる電力量には上限がある。
節電も大事だが、復興までの間、非被災地が日本経済活動を維持することも重要)
「節電すべきか」という疑問に対する回答(地域別)/原 悟克(北海道言論プラットフォーム3月13日付)

●募金・献血
>1人100円でも1億人が寄付すれば100億円、1万円を1000万人が寄付すれば1000億円。
信頼できる団体を通じて募金する。募金を装った詐欺サイトに注意。
可能なかぎり、信頼できる機関に「直接」届けるようにした方がよい。

●落ち着いて、元気でいる
>まずは落ち着いて、限られたリソースやマンパワーを必要とされている場所へまわせるように、
>事故や火事を起こさず、病気やケガをせず、健康管理に気をつけること。
>必要とされたときに助けとなることができるよう、元気でいましょう。


参考までに。一個人のご意見。
提案:関東在住者向け月曜日からの過ごし方(発声練習様3月13日付)


私ができること、やるべきことを、やっていきたいと思います。
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