1月23日(日)19~20時に、「ノムラの考え」という番組が放送されるそうです。
野球界の重鎮として、人生の大先輩として発言が注目される野村克也氏。
<中略>
野村氏は監督時代、選手へのミーティングでは野球の戦略、キャッチャー論、
そして人生訓話に時間を割いたという。
野村氏の考える“人生”とは?野球とは?
ユニークな“野村理論”を独自の語り口で語り尽くしてもらう。
1月~3月にかけ、毎月1本の新作をお送りする。
野村克也氏が監督時代、選手のミーティングで語ったキャッチャー理論、野球理論をまとめた“門外不出”のメモが「ノムラの考え」。
野村克也氏が独特の理論を自らすべて語る。
そして、進行は団 野村。
フジテレビONEだからこそ実現できた『ノムラの考え』。
野球ファンは勿論、あらゆるジャンルの指導者、またプレーヤーも必見のスペシャルプログラム。
(番組HPより引用)
野村克也氏が自身の野球理論を、義理の息子ダン野村氏に語る、という内容のようですね。
昨年末にスポーツ新聞に出ていたのは、これのことだったのか。
◆ノムさん団野村氏に4時間超、配球術など(サンスポ2010年12月19日付)
どうやら収録は2時間の予定(?)だったようですが、
「野球の話をさせたら2時間では足りんぞ」ということで、
余裕で4時間以上語っておられたようで。やっぱりねw
ノムさんが語ったのは、
>現役時代の具体的な配球術、監督としての弱者の戦術、人生観まで多岐にわたる内容に。
>最後に「プロ野球は生身の人間の世界。自分で未来を切り開いていかなければいけない。
>1日24時間をどう過ごすか具体的に考え、実践しなければならない。努力に即効性はないんだから」
>と現役選手やプロを目指す若者たちにメッセージを送った。
それにしても、なんで進行役がダン野村さんなんだろ??
ちなみに、ダン野村さんとはサッチーと前夫(アメリカ人)との間の子。
ノムさんとサッチーが再婚したので、義息となりました。
メジャー(MLB)行きを希望するプロ野球選手の交渉代理人(エージェント)を務めています。
最近だと、岩隈さんのポスティング(アスレチックスと破談)の代理人を担当してましたね。
>もともと愛息・克則(巨人2軍バッテリーコーチ)に
>「せめて野球で生活したいと希望する息子に何か残してやりたい」と、
>自身の野球理論を「野村の考へ」として文章化したもの。
それならば、克則さんを進行役に語れば良かったのに。
現役の巨人2軍コーチだから、こういう番組に出るのはまずかった(?)のかな?
4時間の講義は3月まで全3回に分けて放送され、その後、DVD化される予定らしいです。
第1回の放送スケジュールは下記の通りです。
1/23(日) 19:00~20:00
1/26(水) 15:00~16:00
1/29(土) 23:00~24:00
1/30(日) 12:00~13:00
2/02(水) 13:00~14:00
2月末には第2回、3月には第3回も恐らく放送されるのでしょう。
ノムさん関連で、もう一つ。
今月13日に、落合博満さん(中日監督)と、2005年に亡くなった皆川睦雄さんが
野球殿堂入りを果たしました。
野球体育博物館で行われた発表に、ノムさんがゲストとして出席したそうです。
◆「彼がカットボールの元祖」 殿堂入りの皆川氏を野村克也さんしのぶ(MSN産経ニュース1月14日付)
◆バッテリー組んだ野村氏 皆川氏との思い出に涙(スポニチ1月14日付)
◆「最後の30勝投手」元南海・皆川さん殿堂入り(スポーツ報知1月15日付)
故・皆川さんは、ノムさんとは南海ホークス同期入団の同い年で、バッテリーを組んだ間柄。
サイド右腕で、抜群の制球力を誇るピッチャーだったそうです。
左打者対策に悩む皆川投手に、ノムさんが「小さいスライダーを覚えてみれば」と提案し、
左打者の懐へ小さく曲がる新球”カットボール”が生まれたとか。
カットボールを得たことで、皆川投手は33歳のその年、
最多勝利(31勝)と最優秀防御率(1.61)の2冠に輝き、
史上13人目の通算200勝にも到達しました。
221勝は未だにホークス(南海、ダイエー、ソフトバンク)の球団記録だそうですよ。
現在のNPB(日本プロ野球)では、年間試合数の減少や、投手分業制から、
15勝すれば一流投手。ここ10年で20勝以上したのは3名ほど。
この先もきっと「最後の30勝投手」の肩書きは変わることはないでしょう。
ノムさんは野球殿堂入り発表の場で、目に涙を浮かべてこう語ったそうです。
「彼こそカットボールの元祖」
「自分があるのはノムやんのお陰と言われたことが、一番嬉しかった。
彼とはずっと太い絆で結ばれている」
私は個人的に、「史上最後の30勝投手」皆川さんに思い入れがありまして。
◆最後の30勝投手 皆川氏殿堂入り(中日スポーツ1月15日付)
>杉浦忠投手ばかりが注目された南海で“陰咲く花”と言われた皆川氏。
ワタクシ、こういう”月見草”な陰のヒーローが大好きなんですね^^。
そんな方が野球殿堂入りされて、なんだか嬉しかったですvv
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