チェブラーシカ
2011, 01. 14 (Fri) 23:59
……今見たい映画、見るべき映画は他にもありますが、
敢えて「チェブラーシカ」を。
数日前に頂戴したコメントのお返事にも書きましたが、
「チェブラーシカが三橋みたい」
ただそれだけの理由で、またもや脳内変換萌えをするために、
敢えて「チェブラーシカ」を。
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※以下、アタマの可哀想な腐女子が、可愛らしいキャラクターを穿った目で見て、
勝手に脳内変換し、自家発電で妄想して萌えています。
以下の方は、ご気分を害する恐れがありますので、この先をご覧にならないでください!
・腐女子ではない方
・チェブラーシカを純粋に愛しておられる方
・おお振りを純粋に愛しておられる方
一部、おお振り単行本未収録のネタバレを含みます。
ロシアで最も有名な児童文学ですね。
オリンピックのロシア選手団応援マスコットにもなっているし、
日本でも絵本、パペットアニメのDVD、たくさんの関連グッズなど見かけますよね。
↓過去にロシアで制作されたパペットアニメ4作のデジタルリマスター版DVD。
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今回劇場公開されている映画は、27年ぶりの劇場版新作で、
日本人が主要制作スタッフとなっています。
この映画を完成させるまでに、6年かかったそうですよ……!
パペットアニメは、人形達をちょっとずつ動かしては1コマ1コマ撮影していくので、
気の遠くなるような手間ヒマと時間を要するんですよねぇ。
主人公のチェブラーシカは、ロシア語で「バッタリ倒れ屋さん」という意味。
起こしても、頭が重くて(?)すぐ倒れてしまうので名づけられました。
な、なにその可愛らしい生命体……!
とある南国で大好きなオレンジを食べていたらオレンジの箱の中で眠ってしまい、
木箱に入ったままロシアの果物屋さんまで運ばれちゃったらしいですw
どんだけ食いしん坊www
茶色くて耳が大きくてしっぽが短い。猿でもなく小熊でもなく、
動物園に入れてもらおうと行ってみたものの、正体不明だからと受け入れ拒否。
自分が何者なのかもわからず、友達もおらず、
街の電話ボックスを寝床にして孤独に暮らしていたのです……。
天涯孤独で淋しがり屋、かつ好奇心旺盛で頑張り屋。
自分のアイデンティティを求めて彷徨うチェブラーシカ……。
ぐはっ!(←萌え直撃)
見た目の可愛らしさといい、友達を欲しがる孤独な身の上といい、
おお振りの三橋くんっぽくないですか!? どーですかお客さん!!!
そんなある日、電話ボックスに1枚の張り紙が。
それはワニのゲーナが張ったもの。
ワニのゲーナも友達がいません。
朝起きて、動物園へ通勤し、昼間は動物園で「ワニ」として檻の中で過ごすのがお仕事。←ww
そして夕方自宅へ帰り、一人ぼっちで食事をして、寝る……。
孤独な生活を変えたいと、街中に片っ端から「友達募集」の張り紙をしたのですw
チェブラーシカはさっそくゲーナの家へ。
以下、うろ覚えのセリフ。
「僕、チェブラーシカ」
「キミはいったい何者なんだい?」
「僕、わからないの……ポジションは投手、です」
「へぇ。ちょっとさ、投げてみない?」
「あの……オレ、ダメピーだから……」
「大丈夫! お前はいい投手だよ! 投手としてじゃなくても、オレはお前がスキだよ!」
「オ、オレ、ピッチャー、スキなんだ」
「わかるよ!」
「僕と
「もちろんさ!」
(※途中、脳内記憶がだいぶ錯綜していますがご容赦を)
ワニのゲーナもまた、
友達を欲しがっていた孤独なワニ。
中学時代に俺様エースと確執があって以降、心に傷を負い、
投手不信に陥っていたのですね……。(違 い ま す)
でも、ゲーナはとっても紳士的で物腰柔らかくて、あんまり阿部くんっぽくないかな~?^^;
獰猛な肉食獣ってところぐらいかな、対三橋で似ているのは。(違)
そんでもって、ゲーナはチェブラーシカにすっごく優しいんですよ!
チェブラーシカがいきなり「僕、サーカスに入りたい!」とか言い出しても、
「素晴らしい! キミならできるよ!」と全面的に肯定。
チェブラーシカの練習に付き合ったり、アコーディオン伴奏で協力したり。
……サーカスらしき技は、何もできないのに(苦笑)。
ゲーナもチェブラーシカも、友達の発言に「そんなの無理だよ」とか否定することは絶対なく、
心の底から本気でできると信じて、献身的に協力し、
友達と一緒に喜び、一緒に悲しんでいるのが印象的でしたね~。
本当の友達、真の理解者って、こういう関係なのかもなぁ。
そして、ゲーナとチェブラーシカは、二人でいるのがとっても幸せそう。
友人の少女がサーカス団とともに旅立った後、「淋しくなるねぇ」としばし佇むものの、
阿部「さあ、帰って朝ご飯を食べよう。私が○○(←忘れた)と目玉焼きを作るよ」
三橋「わあ♪」
阿部「トマトときゅうりのサラダも作ろう。キミ好きだろう?」
三橋「うん、僕大好き!」
ちょっと待ったwwww
米もといだことなかったし、餃子も満足に焼けないヤツが、目玉焼きなんて作れんのか!?
確かに、夏合宿2日目の朝ご飯には「ハムエッグ」を出していたけれど、
あれは千代ちゃんの協力&三橋くんが中心になって焼いたんでしょ、きっとww
と妄想してニヤニヤしました。
スミマセン……あの「ポニョ」ですら、
アベミハハナタジで脳内変換して萌えていた真性ダメ人間なので(苦笑)。
だけど、アベミハ脳内変換萌えを抜きにしても、
他人を親身になって思いやって、一生懸命手伝ってあげようとする
チェブラーシカとゲーナの優しさが、胸をあったかくしてくれる秀作でした。
併映の「くまのがっこう」も、私は元の絵本を知らないのと、
アベミハ萌え目的でチェブラーシカを見に来ていたので、←
最初はあまり期待していなかったのですが、
見てみると、可愛くって素敵な作品でした!
登場人物は、全員くまのぬいぐるみなんですが、
ほんの少し目が細くなったり、微かにうつむいたりと繊細な動きで、
無表情なはずのくま達の表情がはっきり感じ取れるほど、感情豊かに表現されていました。
家に帰ってから、思わず監督とアニメ制作スタッフを確認しちゃったw(アニヲタ)
文化庁メディア芸術祭などで受賞歴のあるタッグのようですね。
生き馬の目を抜く世知辛い現実社会で、
刺激が強いばかりの映像を目にすることが多い日々ですが、
時にはこんな心温まる映画を見るのも、癒しになって良いものだなぁ。
(脳内は腐ってるけれど^^;)
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