滝川第二(兵庫県代表)が5-3で久御山(京都府代表)を下し、4185校の頂点に立ちました。
おめでと~~!!!
今年の決勝戦は、近畿対決。
どちらが勝っても初優勝。
滝川第二は、サッカーの名門校で、日本代表FWの岡崎選手など複数のプロ選手を輩出し、
過去に16度も選手権大会に出場しています。
樋口くんと浜口くんの強力2トップが、今大会準決勝まで11ゴールを挙げ、攻撃力を誇るチーム。
久御山は、選手権大会5度目の出場で、ベスト8に残った「公立の星」。
先日も書きましたが、「京都のバルサ」と呼ばれるパスサッカーの攻撃的チーム。
「空手キーパー」絹傘くんは、ここまで2度のPK戦で3本も止めています。
私は案の定、決勝戦を見られませんでした(涙)が、
スポーツニュースのダイジェストから試合の流れを抜粋。
前半に滝川第二の2トップが1点ずつ入れ、さらに後半9分に1点追加して、3-0。
後半12分、久御山が1点返して、3-1。
しかし、その2分後、再び滝川第二が4-1にして突き放す。
これはもう滝川第二のペースかな? と思われるところで、
ここから久御山が怒涛の反撃!
後半39分、41分に久御山が立て続けに得点して、4-3! 1点差!
どちらのゴールも、ゴール前の一番守りの厚い所から、
素早いパスを繋いで中央突破して、シュートしていたので、
これが噂の「京都のバルサ」のサッカーか……! と思いました。
しかし最後の最後に、滝川第二の樋口くんが、
得点王(大会通算8ゴール)を決定づけるダメ押し点で突き放し、試合終了。
兵庫県勢としては72年ぶりの優勝!
このブログを開設した2006年8月以降、
毎年1月のこの時期にのみ「高校サッカー」の話題を書いているニワカな私ですが、
2006年は、滋賀県代表の野洲が初優勝、そして、
2007年「全国高校サッカー 盛岡商が初優勝」
2008年「全国高校サッカー 流通経大柏が初優勝」
2009年「全国高校サッカー 広島皆実が初優勝」
2010年「全国高校サッカー 山梨学院大付が初優勝」※しかも、大会初出場校が優勝
そしてとうとう、今年で6大会連続の「初優勝校」が誕生しました!
過去6年間の優勝校の所在地も、
滋賀→岩手→千葉→広島→山梨→兵庫、と変遷してきていて、
現在の高校サッカーは、まさに群雄割拠の戦国模様ですね。
日本各地域のサッカーレベルが底上げされてきているんだなぁ、と思うと、
これからの日本サッカーもますますレベルが上がるような気がして、ワクワク嬉しいです!
4185校の高校サッカー部の全ての選手、マネージャーの皆さん、
ほんとうにお疲れ様でした!
願わくば、これまでの部活の経験と思い出が、今後のそれぞれの人生の糧となりますように。
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