
田中将大投手、プロ初勝利!!
おめでとう!!
4月18日、自らの背番号と同じ日に、先発登板4試合目で待望の初白星です。
しかも相手は、福岡ソフトバンクホークス。
3月29日のプロ初登板で、ヒット6本を打たれ、2回途中6失点KOされた強力打線(4月13日の日記参照)。
その相手に、なんと13奪三振!
9回最後まで一人で投げきり、完投勝利でリベンジを果たしました。
1回表、先頭打者から次々とヒットを打たれ、あっという間に1点献上。
さらに、四球も出して、ノーアウト満塁になった時は、
初戦の悪夢が脳裡をよぎって「うわぁ~~、もうダメだ~orz」と思ってしまいました(スミマセン)。
しかし、これで開き直った田中くんのピッチングはまさに圧巻の一言。
気持ちのこもった投球で、なんと3者連続三振。
そこから先は、鳥肌の立つようなキレのいいピッチング。
また時には、打者に打たせて取る投球や、ヒットを打たれても後続を断つ力投が続きました。
相手ピッチャーは好調の杉内投手。
楽天打線は6回2アウトまで1本もヒットを打てません。
「ああ、なんで杉内さんが相手の日に登板なんだろう……運が悪いorz」と思っていたけど(本当にスミマセン)、
そこからヒットが当たり始めて、8回にはフェルナンデス選手の2ランホームラン。
打線の援護を受けて、9回140球の完投勝利となりました。
終わってみれば、13奪三振の気合に満ちた素晴らしい力投。
でもテレビを見ていた私の印象は「淡々として落ちついているなー」でした。
マウンドに登る時もベンチに戻る時も、ゆっくりとした足取り。
4番の松中選手を打席に迎えた時など、ここぞという場面では雄叫びをあげることもあったけど、
下位打線に対してはいい意味で肩の力を抜いているといった感じ。
攻める気持ちが空回りして、気負いすぎているような雰囲気はなく、
自分自身と周りがよく見えていたんじゃないでしょうか?
この試合には、いろいろな記録もつきました。(※ドラフト制度以降)
●高卒ルーキーの2桁奪三振: 史上最速記録。史上10人目、03年以来。
●高卒ルーキーの13奪三振以上: 99年9月松坂投手以来。
●高卒ルーキーの4月完投勝利: 史上4人目、99年松坂投手以来。
●高卒ルーキーの4月初勝利: 史上9人目、02年以来。
●奪三振率: リーグ2位10.65(1位はダルビッシュ投手)※規定投球回以上
●昨年度リーグ最少三振の松中選手から3奪三振。松中選手の1試合3三振は3年ぶり。
すごいですね……!
でも初登板から順風満帆ではなく、プロの洗礼で叩きのめされて
そこから1試合ごとに少しずつ修正して成長してきたことが尚のこと素晴らしいと思います。
とにかく、おめでとう!!
これからの活躍を見守っていくのが楽しみだ♪
我ながらウザいけど(苦笑)、初勝利の記念と自分的忘備録として、
スポーツ新聞各紙の記事を貼っておきます。
◆田中13K完投!4試合目で初勝利(スポニチ4月18日速報)
◆プロ野球:楽天6-2ソフトバンク 楽天・田中、完投プロ1勝(毎日新聞4月19日)
◆楽天・田中、13K完投!デビュー戦KOされた鷹からプロ初勝利(サンケイスポーツ4月19日)
◆マー君プロ初勝利!力と技で13K完投(スポーツニッポン4月19日)
◆楽天田中1勝でかした!13K完投(日刊スポーツ4月19日)
◆マー君13K完投!プロ初勝利(デイリースポーツ4月19日)
◆楽天・田中、プロ初勝利だ ソフトバンク相手に13奪三振(東京中日スポーツ4月19日)
◆マー君13K完投!4度目先発ついにプロ1勝(スポーツ報知4月19日)
◆マー君初勝利!フルスタ1万3209人がおめでとう(スポーツ報知4月19日)
◆松坂、マー君に「すごい」連発(スポーツ報知4月20日)
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