
小惑星探査機「はやぶさ」。
宇宙を7年間旅し、今年の6月13日に地球に還ってきて、大気の中に燃え尽きました。
彼が成し遂げた「人類初」の偉業の数々と、
まるで宇宙戦艦ヤマトを地でいくような困難に満ちた波乱万丈の旅路については、
当時の日記で熱く、熱~く語っておりますのでご参照くださいませw
その波乱と感動に満ちた「はやぶさ」の冒険を、
プラネタリウムの巨大スクリーンで見られるというのが、
この全天周映像「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」です。
こちらは、公式のトレーラー。
久々に 大 号 泣 してきました。
このプラネタリウム向け映像、6月当時からもんのすご~く見たくってですね。
なんとか見れないものかと公式サイトで上映館情報をチェックしたり、
こうなったらプラネタリウム見るためだけに東京まで行こうか、と一瞬マジで悩んでみたり。
念願叶って、ようやく見ることができました♪
以下、箇条書きで感想を。
・プラネタリウム入口前のロビーにもスクリーンが設置され、
「はやぶさ物語-祈り」という映像が無料でリピート上映されていました。
これはJAXAが制作した、はやぶさの旅を紹介する映像で、
上記のリンク先でもご覧になれます。(上映時間約34分)
これがまた、ジャズのBGMがしんみりと胸に沁みる秀作でして。
プラネタリウムが始まるまで、これを見て待っていたんですが、
この段階で既にうるうる涙目(笑)。
・全天周映像マジパネェっす!!
お馴染みのプラネタリウムですので、
座席シートを斜めに倒して凭れながら頭上の半球を眺めるわけですが。
直径18mのドームに映し出されるCG映像の臨場感と迫力が凄まじくって、何度も全身に震えが走りました!
はやぶさと一体化した視点で、でっかい地球にどんどん近づいていくような気分になったり、
宇宙空間を超高速で飛びながら、はやぶさに追い付き追い越しているような気分になったり。
ホントに自分が宇宙を旅しているような不思議な浮遊感と俯瞰視点が新鮮でした。
今流行りの3Dメガネなんて掛けなくっても、はやぶさや星が飛び出してくるような錯覚。
うおお~! プラネタリウムの丸い大スクリーンで映画を見ると、こうなるのかぁ~!
・「ナレーション:篠田三郎」は、反則です!!
あの深く穏やかな温かい声で、
「はやぶさ、キミはなぜだか知っているかい?」とか、
「さあ、帰ろう。懐かしい地球に……」とか、
優しく淡々と語りかけられたら、誰だって涙腺決壊するよ!
・BGMが卑怯すぎる!!
こんな情緒に訴えかけるメロディ流されたら、号泣しちゃうよ~!
もー、ラストに流れるテーマソング「宙よ」とか、
歌詞も音楽も歌声もヤバすぎるって!!!!
。・゜・(/Д`)・゜・。うわぁぁぁぁん
今この動画見ただけでも涙腺が緩んでくる……。
・そもそも涙脆い私ですので、プラネタリウムが始まって10分ぐらいで既に、
泣いていることを周囲に悟られないよう必死でした。
涙が滂沱と流れ落ちているんだけれど、ハンカチで押さえたり洟を啜ったりせず、
「魁!男塾」か「巨人の星」のよーに、
漢らしく目の幅で泣きつつ、顎や首に溜まった涙を時々手で拭っていましたw
(映画館で泣く時によく使っている手法)
泣きながら、「アイラインが落ちて黒い涙になってんぞコレは……」と妙に冷静だったり(笑)。
プラネタリウム上映が終わって、慌てて俯きながらトイレにダッシュ!
でもその途中、次の上映回を見ようと並んでいた人の列に偶然知り合いがいて、
よりによって「あ、久しぶり!」と声を掛けられたりwww
(でも挨拶もそこそこでトイレに逃げたりw 幸い、涙は黒くなかったですww)
ホントすみません、涙腺が弱くって。
でも、泣いていたのは私だけじゃないですよ。
場内で洟を啜っている人も結構いたし、
隣の席に座っていた40代男性も泣いていたし^^。
あれは、赤い血の通った日本人なら泣いちゃうわ~。とにかくズルイ!(笑)
もう一回列に並んで、またお金払って、同じプラネタリウムを見ようかと本気で悩みました(笑)。
今年見た映画の中で、一番感動的だったし、一番すごかった!
(……ってよく考えたら、今年は映画館で映画1本も見てい…ない……!?orz)
もしお近くのプラネタリウムで全天周映像「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」を上映していましたら、
是非ご覧になることをオススメしますvv
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