アフタヌーン10年11月号 おお振り感想(1)

昨日発売の、月刊アフタヌーン2010年11月号掲載「おおきく振りかぶって」の感想です。
今回は、第81回「合同練習・3」。

ちなみに前回の感想はこちら→アフタヌーン10年10月号 おお振り感想
過去のおお振り感想はこちら→カテゴリー「おお振り感想」


※野球素人の腐女子によるネタバレ感想です。
腐った妄想が生み出した幻聴もいくつか含まれています。
原作を純粋にお好きな方はご不快になる恐れがありますので、ご覧にならないほうがよろしいです。
野球に関する知識に間違いがありましたら、ご指摘いただけると勉強になります。よろしくお願いします!








「関西遠征練習試合編、白熱!!」ということで、
先月号に引き続き、兵庫の桃李高校Bチームと試合中。スコアは0-0。
2回裏、桃李高校の攻撃から。

●打席に立った4番・江藤くんを見て、
田島(このブアツサでセンターだもんな。相当身体能力高いはず)

そうねぇ、体の分厚いスラッガータイプは、一般的に一塁手とか三塁手のイメージよね。
ノムさんはよく「センターライン(捕手・二塁手・遊撃手・中堅手)は守備の要」と仰っていますが、
センターは守備範囲も広いし、ライトやレフトや二塁送球時のカバーで走らなきゃならないし、
外野陣にポジショニングの指示を出したりもするし、
俊足、強肩、野球脳の良さが要求されるポジション、なんですよね?(誰に訊いてるw)

三橋くんのイロイロな球を試したい田島くんは、
まず初球、自信のあるスライダーを外にはずして様子見。
ところが、江藤くんがいきなり打ってピッチャーゴロ、アウト。

●5番・長田くんにも同じ球、セーフティバントで三塁前へ転がされます。
サード水谷、ボールをグラブのドテで弾いて「おっ、とっ、とおっ」
一塁送球できずに、セーフ……。
や、やらかしちゃったね、フミキさん……^^;。
田島くん、握り拳を固めて(ク・ソ・サ・ァ・ド~~ッッ)
です^^。田島くんは特に気にしていない、かな?
その代わりモモカンが(水谷君、バント特守ね…!)ギリッと歯軋り(苦笑)。

●イロイロ試すはずが、4・5番とも1球目で打っちゃって、6番も1球目でバント。
2死二塁で、7番・岸川くん。
三橋(1死でバントした、てことは、まず1点、て、ことだ。なら、この人が、打つ人だ!)

「恐怖の7番打者」なんて言葉もあるように、7番って下位打線だけど、
意外と長距離打者やチャンスに強い打者が置かれる場合もありますよね。

岸川(成津の言う通り、ボール主体の組み立てする投手ならもう1球来るか?)
などと考えつつ、3球続けてボール球を見送り、カウント0-3。
4球目、さっきと同じシュートを外角低目ストライクに入れたら、今度は打った!
水谷くん、目の前でバウンドした球をグラブの先に当てて捕球できず、2死一・二塁……。

み、水谷ェ……orz
キミ、2度続けて捕球をミスったわね……orz
外野と内野じゃゴロ処理でも違いが大きいから、慣れないポジションで焦ったんだよね?
とかフォローしてあげたいのはやまやまだけれど、
……キミ、中学時代の本職は内野手(セカンド)だったのよ、ね……?(滝汗)
(※コミックス2巻のキャラクター・プロフィールより)
さっきのバントも、今の打球も、特別難しい処理ではなくて、
基本に忠実に、落ち着いて捕球すれば、これといって問題のない球だったように見えるけど……。
2巻の「ク・ソ・レ・フ・ト~~ッッ」の落球もそうだったけど、
集中力欠如というか、ケアレスミスが多い子なのね~^^;。
だけどエラーしているのは練習試合でだけで、
公式戦だとエラーはしないし、逆にチャンスで(なぜか)よく打つしで、
実は頼りになる戦力?(笑)

●カウント0-3は打者有利過ぎたと反省して、8番・森くんには2-2。
田島(同じボールだぞ。見えてんならなんで手ェ出さねーの?)
打者は球がよく見えているのか、どんなボールカウントなら手を出してくるのか、
イマイチ探りあぐねているようです。

一方、桃李ベンチでは、7番への配球で、
石田「ホレ見ィ、ボール球は計算なんや。0-3になったらちゃんとストライクくるやんか」
江藤「アホか。0-3でストライク入れんのあたりまえや」
と言ったかと思えば、8番への配球を見て、
石田「ホーレ見ィ、わざと0-3とかありえへん」
江藤「アホか。全員0-3するわけないやろが。はあ!? せやかてさっきお前」
ホンマにどっちやねん!(と私も石田くんにツッコミw)
石田「問題は、お前がボール球打たされたちゅーことや!」
会沢…じゃなくてコーチ、かな?「そりゃお前もや」と、どつきツッコミw
さらに、会沢もとい、コーチ「他のモンも聞け! 今からボール球手ェ出したやつトイレ掃除1回や!」
(※桃李ではトイレ掃除は投手の仕事)
「ハイ今喜んだ投手(ヤツ)、今日の晩メシスミ係!」
(※今日の晩メシは焼き肉)
ぎゃー! とか叫んでる愉快な桃李ナイン達ww

先程のカウント2-2からストライクを打たれて、レフト前ヒット! 桃李1点目!
田島「3つ! 西広3つ!」
西広くんが指示通り三塁へ返球して、ランナーを三塁に進ませません。
モモカン(1点入ってランナー一・二塁。それで正解!)
阿部(4つ指示出しても西広の肩じゃ間に合わねーかんな。
  あいつ高校まで捕手経験ねーのに、一瞬で判断する送球指示を間違ったことねェ)


あ、阿部くん……! やっとセリフが(T-T)
姿だけはさっきから田島くんの背後の金網越しにチラチラとちっさく映ってたけど(苦笑)。
しかも今月、出番コレだけ……(T◇T)ww
田島くんはさすが実戦感覚に優れているというか、野生の勘?(笑)

●マウンドの三橋くんに駆け寄った田島くんは、
「この試合は勝ち負けじゃない、だろ?
お前の球にオレが自信を持てるようにイロイロ試してンとこだから、
今のリードがオレの実力と思うなよ!」

三橋(は、はげまし、じゃ、ない。田島君、が、がんばってるんだ!)

負けず嫌いで自信家な田島くんの素の性格が出ているようで、なんだか可愛いなww
阿部くんは、自分のリードで三橋くんが打たれた時には、
「ごめん。オレが自分の欲でアウトを焦ったんだ。三塁打もHRもオレの責任だよ」(三星戦in原作2巻)
とか、
「今のはオレのミスだ。自責点は投手(オメー)にしかつかねーのにごめんな」(美丞戦in原作11巻)
とか、意外と自分の非を認めて謝ることが多いですが、
まぁ本職の捕手だし、自分のリードに自信をもっているし、首振らないって解ってるからこそかな。
一方、田島くんが「今のリードがオレの実力と思うな」と言うのは、
三橋投手が田島捕手のリードに「大丈夫、かな…」と不安を感じて(ないだろうけどw)、
崩れてしまわないように防ぐ上でも、このバッテリー間に必要な会話かもしれないですね。

●2死一、二塁で、9番・上代(祥馬)くんに対しては、
(2-2からのストライクはクサイとこなら打ってくる)なら(ボール球はどーだ?)と考え、
カウント2-2まで組み立てようと思ってたら、2球目ストライクをいきなりライト前ヒット!
田島「!!」目を丸くしてビックリ!
桃李2点目! さらに次のランナーも本塁を狙う!
花井くん、渾身の力を込め、田島くん目がけて愛のバックホーム!
(受 け 止 め ろ! オ レ の 想 い!!)
うwそwですwww 杏月の脳内幻聴です^^。
花井くんからのストライク返球をがっちり受け止めた田島くん、ランナーをタッチアウト! チェンジ!
花井くん、ナイスボール! そして田島くん、ナイスブロック!
二人の初めての共同作業が見事に実った瞬間ですね!(キラキラ)
ささ、カメラをお持ちのお客様はどうぞお近くまで寄って新郎新婦をお撮りくd(強制終了)

田島(こっちの思惑通りカウント進むわけねーよな。
  三橋の球を有効に使うには、もっと打者のことを考えなきゃ!)

う~ん……田島くんのリードは、今までもどちらかというと”打者目線”なタイプではあるけれどね。
でも、天才田島様の視点で考えているので、
「見えてんのかな?」←田島くんなら当然見えてる。でもこの打者は?
「カウント2-2でボール球なら打ってくるかな?」←田島くんは「どんな球でもさっこい」タイプ。
と、凡人視点がいまいち解らないのかもしれないですねぇ。
事前の打者データがなくてリードする際、阿部くんは(三星戦の時)、
1球ごとにコースや球種で探りを入れ、打者の様子を”観察して”、
打者の狙い球を予測したりしていました。
田島くんのリードに必要なのも「打者のことを考える」
つまり、「オレがバッターなら」という考え方よりも、
今打席に立っている打者の観察、なのかもしれませんね。


……スミマセン。
今月号こそは短くまとめようと思っていたのに、
この後に萌え滾ってしまい、中途半端に長くなってしまいましたorz
不本意ながら、感想の続きは明日の日記でm(_ _)m
アフタヌーン10年11月号 おお振り感想(2)
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