おお振りアニメ第11話「エースだから」

おおきく振りかぶって~夏の大会編~ 第11話「エースだから」の感想です。

約半年~4ヶ月前に書いた原作コミックスの感想でも、
今回の第11話と同じストーリーについて詳しく感想を書いていますので、
ご覧いただければ幸いです。
おおきく振りかぶって13巻感想(2)(2009年12月24日付)
おおきく振りかぶって14巻感想(1)(2010年4月30日付)

※野球素人の腐女子によるネタバレ感想です。
腐った妄想を含みますので、お嫌いな方はご注意ください。
野球に関する知識に間違いがありましたら、ご指摘いただけると勉強になります。よろしくお願いします!








●Aパート。
美丞大狭山6-4西浦。
阿部くんが負傷退場して、いまだ美丞大狭山の攻撃中。
1死一、三塁でバッターはヤノジュン。

美丞のブラバンが演奏するのは、ピンクレディーの「サウスポー」前奏付き……!
うひょ~vv これが「水島監督が熱望して作った」っていう拘りのとっておきBGMですね!?
(※おお振り2期のムック本「FANBOOK」の音響監督インタビューより)
そのBGMをバックに西浦ベンチでサインを出してるモモカンが、
「サウスポー」を振りつきで踊ってるみたいに見えるww(←笑ってる場合じゃねー)

田島くんのモノローグ、大人びた落ち着いた声で、いつもと別人みたいで素敵v
この第11話から田島くんのモノローグが格段に多くなってるんで、
見ている私は、中の人が噛まないかとハラハラ心配^^;(失礼w)

●一塁ランナーが走ったのを見て、田島くんが素早く二塁へスローイン!
もっとめっちゃ迅速な動きを脳内で想像してたけど、あれ? 意外と普通^^;?
アニメで見ると、巣山くんがベースカバーに入るタイミングで間に合いそうで、
カットしなけりゃ二塁アウトにできたのに、
栄口くん、なんでカットしちゃったの? って見えちゃいそう(苦笑)。
原作だとヤノジュンが「三塁ランナーいるから、セカンドがカットに入ったけど」と考えている通り、
ショートの巣山くんは三塁ランナーのいる三塁のベースカバーも視野に入れて、
やや三塁寄りに守っていたはずなので、二塁ベースカバーに入るのはどうしても一歩遅れる、
なのでセカンドがカットで正解、ということでしょうか?(教えて! 野球にお詳しい方w)
栄口くんが「ん!? ちょっと! カットが……!」と慌てたのは、
いつもの(阿部くんの)送球よりも速すぎて、
カットに入るタイミングが間に合わないかも!? と一瞬焦った、ってことかな?

●美丞ベンチで体や顔をあちこち触ってサインを出す滝井監督。
小首を傾げたりする動きが、え ろ い……!(ハアハア)
でも同じくサインを出すモモカンを見ても、私の萌えセンサーは反応せず。
(↑正しい腐女子のあり方・苦笑)

●「全力投球だと並みのコントロール」の三橋くん、2球続けてストライクを入れられず、
フォアボールで、一死満塁のピンチ!
最後の5球目投げる時の「みんなで阿部君の分、がんばるんだ」という
三橋くんのモノローグが萌えvvだったから、アニメでも聞きたかった……(T-T)

三橋投手の技量では「全力投球だと並みのコントロール」と解っているのに、
それでも「オレがコイツ(打者)なら次はこの球を狙う」という”打者心理”を優先して、
一死一、三塁で次は4番、という大ピンチな場面で、
外れるかもしれない全力投球のまっすぐを要求しちゃう。
この辺り、田島くんの捕手としての適性にちょっと疑問符を付けたくなるかなぁ~。

「フォアボールだとぉおお!!?」
阿部さん、そこにいらしたのね^^;。
「やぁ頭血ィのぼっちゃって、どーなんだか」の言い方が上手すぎて笑ったw
「3週もかけねーぞ。2週間で治す!」
ひぃい! 阿部くんの周りの時空がゆらゆら歪んでるYO!(笑)
救護係の先生にスタンドから不安げに阿部くんの安否を尋ねる阿部母達、
アニメでも入れてほしかったな。(水島監督も入れたかったそうです)

●一死満塁で、打席には4番和田くん。
三橋「全力投球は入らないことよくある。阿部君はそれ計算してリードしてくれたけど。
 今、キャッチャーは田島君なんだ!」
このモノローグ、すらすらっと流れちゃったけれど、
原作と同じように、一拍タメがあったらもっと良かった気がするなー。
三橋くんの自立という今回のテーマにおいて、意外と重要なきっかけのシーンだと思っていたので。
「阿部君なら……」と比較しそうになって、あるいは無意識に阿部くんに頼りそうになって、
でも「今、キャッチャーは田島君なんだ」、阿部くんの分までオレ達でがんばるんだ、
自分で何とかしなきゃいけないんだ、と自らに言い聞かせる。
そんな最初の小さな意識変革が、ここじゃないかなと私は思います。

カットされた和田くんのモノローグ、
「だけどこの投手を使いこなすのも相当メンドクセーはず。
急造捕手がイキナリこなせる仕事じゃねェだろ」、
ううむ、これも田島捕手の能力の限界を暗示しているから、ぜひ残してほしk(ry

和田くんがバッターボックスに立っている間、
モモカンからのサインを確認している田島くんの様子を、
ネクストバッターズサークルの直正くんが、じっと観察していますね。
この後、モモカンサインを見破る伏線かー。
背後の小さな絵なのに、動きまであって細かいなぁ。すごい!

●和田くんの鋭い打球を、栄口くんが腹に当てて止めるファインプレー!
おおおっ、栄口くん、ナイスファイトー!!
……なんだけど、アニメの動きと「こぼした! ホームは無理だ」という田島くんのモノローグで、
栄口のエラーのせいで1点追加されたじゃねーか!
と誤解する人が多かったらしいですね、このシーン^^;。
ホントは栄口くんは自分のほうに矢のように飛んでくる打球を見た瞬間、
咄嗟にグっと腹に力込めて、体を張って止める覚悟をしてた漢気溢れるプレーなんだけどな。

●三橋くんとマウンドに駆け寄ってきた田島くんとで、5番への配球を確認。
肩を組まれた三橋くんてば顔真っ赤っ赤で、
「オレは、頼られたぞぉおいvv」と喜びでふにゃふにゃww
まるで田島くんに恋してるみたいよ(笑)。

●そしてそして私がワクワク期待していた西浦ベンチの場面キタ―――wwww
巣山「水谷RICE知らねーの?」
水谷「だろ?」
この天然なやりとりが堪らんwww 中の人GJ!(笑)

阿部「お前ら打てよ、オレのために!!
で西浦ナイン大爆笑の渦ww
キミら、ウwケwすwぎwwww いつまで笑ってんのw

ここの沖くんのアップ、黒目がおっきくって可愛いですねvv
あと、阿部くんに配球の流れを教えてもらう前に、
タジミハ「お願いしまっす!」←声揃っててかわええええww

●7回裏。
泉くん三振の後、栄口くんが匠くんを煽ってフォアボールゲット♪
スリーボールで「にやあ~」っと相手を嘲笑する表情、
一塁で「ふっふっふ~ん♪」とニヤけ笑いしながら腕ぷーらぷーらしてる動き(笑)。
栄口くんの頭脳プレーや強かさが出てて、好きなシーンですvv

巣山くんはバント失敗><。
原作で「バットの高さで、視線が合う」って匠くんが考えてたように、
巣山くんの技量不足ではなくって、バント職人の栄口くんでもアレ転がすのは難しいでしょうねー。

●2死一塁で4番田島。
いっぱいいっぱいになってテンパッてる脳内の声と動きに萌え萌え~vv
感情豊かなシーンの演技はやっぱりお上手ですねぇ、中の人vv

●攻守交替、西浦ベンチでは「のグローブ」とか言ってる泉様の小さな声が(笑)。
できればこのシーン、コンテ切ってきっちり大きな声で見たかったww
(他の重要シーンいっぱい削られてんのに敢えてココに時間を掛けろってか・笑)

●「試合終わったらイロイロあやまっから、頑張ってくれ!」
と心の中で必死に声援を送るベンチの阿部くんに、やっぱりジーン……ときます。
そしてBパートの冒頭、阿部くんの胸の内を思って、
「もう気にしないで、って、勝って、言うぞ!」
と気持ちを奮い立たせる三橋くんにも、胸が熱くなります……!

細かいですが、この三橋くんのモノローグ中に、
サードの水谷くんがボール回しの球を三橋くんに返球する前、
ボールをふと見て、土をズボンで擦って落としてくれた気遣いにほんわか心温まりましたvv
リアルでもよく見る光景だけれど、投手への気配りを感じて好きな動作なんですvv
やっぱイイ子だなぁ、米!←

●美丞大狭山の選手達がモモカンのサインを見破っちゃった過程は、
予想通り省略ですね。

岳史くんの鋭い打球を、
巣山くん、横っ跳びでダイビングキャッチ! パッとジャンプで起きあがって一塁送球!
この動きがリアルっぽくて超美技vvv

ベース前で立ち止まっちゃった岳史くんのイップス、やっぱり見ていて痛々しい……。
怒鳴る滝井さんも可愛い~vv とか思っちゃう私は……眼科医逝ったほうがいいですね^^。

●一塁側スタンド席のアダルトペアwは、岳史くんのクロスプレーについて会話中。
「利央がクロスプレーを気にしてて」というシーンは、
原作では携帯画面の「準さんがさぼってるので和さんからも注意してもらえますか?」にのみ注目して
萌えたり、利央は和さんを気遣ってるのねvと思ったりしてましたが。
……今改めて読み直すと、もしかして利央は和さんにSOS(?)を出していたのかもなぁ。
美丞大狭山の3回戦のクロスプレーを球場かビデオで見た際に、
捕手の目で見て、あの接触はもしかして故意なんじゃ……って疑って、
「田島を落とし穴に落とせ」とか言っちゃう、勝ちに貪欲な兄ちゃんがコーチだから、
アレも兄ちゃんが指示したんじゃないか? と密かに心配になって……。
でも、それを本人に追及したり表立って口にしたりすると、問題が大きくなるかもしれないし……
そんなことをグルグル考えた末、和さんに婉曲的に
「あのプレーはどこまでなら許されますか?」とメールを送ったのかなぁ?
……私、利央の心理を深読みしすぎ、利央に夢みすぎですか?(苦笑)
戯れ言です。スミマセン^^。

●8回裏。
田島「花井、出ろよ!」 三橋「花井、君、う、打てる、よ!」
ぐはぁッ!!(鼻血を噴きながら昏倒)
こんなプリティな小動物2匹にあんな上目遣いでおねだりされたら、どんな大リーグボールだって打たないと、梓!(それはムリw)
アニメのカラー絵+動き付きで見ると破壊力も倍増ですw

次の打席の沖くん、阿部くんのクロスプレーシーンを思い出しているのが気の毒で……。
一生懸命食らいついてヒットを打つ姿に心から応援したくなりました!

●西広くん、バントできずに三振。
「ご、ごめんな」「オレ、役に立たないなア…っ」の口調がとっても感情こもってて、
西広くんの緊張と申し訳ない気持ちがビシビシ伝わってくるな(涙)。中の人お上手!

●水谷くんの口調、脱力系で、嗚呼ホント大好きだーwwwww
水谷くんヘッスラ! 予想と期待通り、ベースのすぐ手前でジャンプしてる!(爆笑)
一塁線上でペタンと座り込んでる姿がめっさ可愛い!
巣山「なにコケてんの?」
水谷「ヘッスラが間に合わなかったんだよぉ」
巣山「ええ~」
巣山&水谷のやりとりに腹を抱えつつまたまた萌え~www
私史上最大の巣水萌え到来です!(笑)

バッティングが得意じゃない三橋くんは打席でいろいろ工夫して四球ゲット!
一生懸命でいいよいいよ~♪

●二死満塁で、匠くんに一息入れようとマウンドに行く岳史くん。
「でも直正は話題豊富よ~」「わり、レパートリーなくて……」
なんか深読みするとエロい会話に聞こえるんですけどww

泉「迷うなよ。次こそストレート!」
口調といい表情といい、おっとこまえ~vv タイムリーで5点目!

栄口くんは約3秒で空振り三振orz チェンジ。

美丞大ベンチで岳史くんが滝井監督にリードを叱られ、
「大学行ったら……」と言うセリフにピクッと反応するシーンはカットか……。ちと残念。

●花井くんの気合の入った声出し&田島くんの「しまっていこー!」、
いよいよ9回かああ! 武者震いがしてきますね!
7-5。あと2点。この回抑えればなんとかなる!
……でも、モモカンのサインは完全に読まれています。
先頭打者の竹之内くんが、さっそくヒット。
滝井「さあて、この回、何点入っちまうかな?」
きゃああvv 滝井さん、敵のボスキャラっぽ~いvv ←

以上! 待て次号。
今回は、コミックス約150ページ・月刊誌3ヶ月分が、アニメ1回の約20分間で終わっちゃいましたねぇ^^;。
いつも以上に駆け足な印象でしたが、
次回のクライマックスにじっくり時間を掛けてドラマのメリハリをつけるため、と期待しています。


●次回予告、「9回」!
必死の形相でプレーしている西浦ナインを見るだけで、震えが走って鳥肌が立ってきます。
篠岡「三橋くんが大丈夫なら、みんな大丈夫!」
おおお、そうだそのとおりだよ!
みんな最後の最後まで諦めずに頑張れ~!!
関連記事