今日もまた、攻殻GIGの稚拙感想文をば。
今日は、第19話「相対の連鎖 CHAIN REACTION」。

クゼの身柄を確保すべく、出島に向かう公安9課。
クゼの電脳に潜って動揺し、珍しく「敵に裏をかかれる少佐」が見られる回ですね。


※以下、ネタバレがありますのでご注意下さい。



●出島で銃器を船に運びこむ難民達。
 「これは戦争をしなくていい力を持つための武器だ」
 私個人の意見としては、武器に「戦争しなくていい力」などありはしないと思うけれど。

●首都福岡の大停電のしくみについて解説する内庁職員。
 これは第21話の最後にある大停電の前振りなのかな?

●クゼがいるからこそ、9課はこの件に関われるし、内庁へ挑戦することもできる。
 9課とゴーダとクゼ。なんとも奥の深い三つ巴ですな。

●出島内の派出所の婦警さんをハッキングする少佐。その手際の鮮やかなこと!

●クゼのハブ電脳。
 数百万人がリアルタイムでアクセスしてきているのに、
 特別な防壁なしでもハッキングされず、発狂もしないって凄い精神力だなぁ改めて!

●クゼのゴーストラインを越えたクロマ(少佐)に、
 クゼ「俺の意識とリンクすると不幸になる」って(苦笑)。
 いや、真面目なシーンなんだけど「俺に触れると火傷するぜ」ってチープなセリフみたいだなぁって思っちゃったww

●クゼの意識に触れて気絶した少佐が覚醒した後の第一声。
 「妄想……うっ……!」って
 クゼってば、いったいどんだけすんげぇ妄想なんだよwww
 
●クゼの電脳に侵入してから、明らかに動揺しているのか疲れたような声音の少佐。
 
●本日初登場のヤノくん。
 第一声は「やめとけよ」←難民からジャンク品をもらおうとするアズマに。
 そしてこれが最初で最後のセリフorz

●「人は根本的に解り合えない。
 俺の役目は、君達が俺と同じところまで追いつけるよう誘導してやること」というクゼ。
 囮の擬装船で9課を待ち伏せし、死に際に「アイツは、本物の、英雄だ」と満足げに呟く難民。
 ……正直、私にはまだ、なぜ難民がそこまでクゼに惹きつけられるのか、よく解らなかったり。
 でも、それがカリスマと熱狂的な信者の関係なのかも。
 クゼが現れる前から、己の信念のために自爆テロをするほど追い詰められていた難民達だから、
 カリスマが登場して行動目的が明確に提示されたことで、より強硬な(盲目的な?)行動が取れるようになったのかな。
 

GIGでは、ゴーダに、クゼに、裏をかかれっぱなしの公安9課。
果たして汚名挽回の巻き返しなるか?
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