2010_05
09
(Sun)23:59

おお振りアニメ第3話「3回戦」

おおきく振りかぶって~夏の大会編~ 第3話「3回戦」の感想です。

ちなみに、原作9巻感想(2008年5月22日付)と原作10巻感想(2008年5月26日付)でも、
今回の第3話と同じストーリーについて感想を書いていますので、ご参考まで。

※以下、野球大好き! だけど素人の腐女子によるネタバレ感想です。
 腐った妄想を含みますので、お嫌いな方はご注意ください。
 野球に関する知識に間違いがありましたら、ご指摘いただけると勉強になります。よろしくお願いします!







●Aパート。
前回の第2話で、崎玉戦の戦略を話し合った後、さっそく練習が始まりました。
花井「泉やろーぜー」 泉「おー」
沖「最初は軽くね」 西広「うん」
たったこれだけのやりとりで、冒頭から萌えるwww
巣山「あれ? オレグローブどこに置いたっけ~?」がリアルっぽくて可愛いwww
水谷「~~じゃねーの?」が聞き取れなかったんですが、なんて言ってたんでしょう??

三橋&栄口の可愛い子コンビがハイトーンで会話してると癒されるわあ(*^-^*)♪
……と、そこへ
阿部「なに?」
だーかーらー!! いきなり音もなく滑るよーに現れるなと何度言えばっ!!
ビビリの三橋くんだけでなく栄口くんも「わっ!」と驚いていることから、
やっぱり阿部くんの登場の仕方が尋常じゃないんですね、ええわかります(苦笑)。

(あれ? 阿部くん寝てる)って三橋くんwww
アニメしか見てない(原作にあった阿部の「目をつぶって聞くとあまりムカツカナイんだぜ」を知らない)人は
ホントに阿部くん寝てると思うんじゃ(苦笑)。
つーか、目ェ閉じてる顔、なんだかお地蔵さんみたいだよ、阿部くんww

●三橋・阿部・栄口が話してる背後では、キャッチボールしてる西浦ーぜ達が映ってます。
田島-巣山、泉-花井-水谷、沖-西広、で組んでやってますね。
この何気ない背景のキャッチボールシーンに、
モモカンみたいにゾクゾクしながらイイわああvvと喜びに震えるワタクシ(笑)。←
捕ったボールを一度見て、ズボンで擦って土を落とす西広くんとか、
投げた後で肩を軽く回す花井くんとか、
細かい動きがやたらとリアルでスムーズで、野球ヲタクの私にとっては歓喜の出来です!(笑)
それに田島くん、ちゃんと左で投げてるね!
桐青戦で右手首を痛めたので、この練習中や崎玉戦試合中もキャッチボールは左手でやってます。
第1話のお弁当食べてる箸は途中で右手になってたけどw)
プロのピッチャー(ダルビッシュとか岩隈さんとか)はバランス調整のためにわざと左でキャッチボールしたりしますが、
両手を自在に使える田島くん、器用でカッチョイーvv

三橋くん達3人の会話に被さって、西浦ーぜがなんて言っているのか、
ガヤを聞きとろうと必死に聞き耳立ててみたり(笑)。でもあんま聞き取れなかったorz

●3人で立ち話していたら花井主将に怒られて、
栄口「オレ花井ンとこ混じるわ。3人でやってっから」
阿部くんと二人で取り残された三橋くん、ヒッと息を飲むのはナゼ?(笑) まァ気持ちは解るw

アベミハのウメボシ(こめかみに拳グリグリ)は、もはやテッパンですねww
二人にとっては、これこそがナイス・コミュニケーションの表われ、とでも申しますか(笑)。
1話に1回見られると、心がほっこり和みます^^。←変。

●三橋くんの中学時代を想像する栄口くんのモノローグは、
三橋くんの性格形成や過去を知る上で重要なヒントですよねー。
この部分については、2年前に書いた「三橋くんの居場所」
三橋くんを心理学もどきに考察していますので、よろしければご一読ください。

(マウンド降りても居るとこあるって思えたんなら、良かったなぁ)
って口調がホントに嬉しそうで優しげで、栄口くんの人柄にメロメロ~vv 中の人GJ!!

●日付変わって、3回戦の崎玉戦当日。
「てめぇ! ゼッタイ後攻取って来いよ!!」の泉・田島・阿部があまりにも、
あ ま り に も 可 愛 す ぎ て 悶絶死!!(バタリ)
なんなの!? 花井くんの目にあいつらはこーゆー風に見えてるってことなの!?
梓、おまい萌えフィルター掛かりすぎだっ!(笑)

「花井くんは今日、ヒーローになるよ!」
さっそくドS女王様なモモカン姐さんのプレッシャー攻撃が始まったわよぉ~ww

●Bパート。
さあ、いよいよ始まった3回戦、西浦vs崎玉。
ウグイス嬢の声が素人ぽくってイイ味出してますw
そして私はのっけから鳥肌立ちまくり!!
なんというスムーズかつリアルな野球の動き……!
投球モーション入った三橋くんの後ろで腰を落とす塁審とか。
ショート巣山くんの流れるようなステップ(投げた後も数歩踏んでる)とか。
セカンドライナーをジャンピングキャッチする栄口くんは、
真上じゃなくちゃんと体が斜めに飛んでて、しゃがんで着地する動きもリアル。
田島くんがファーストゴロ捕る時も、ミット捌きの柔らかさが感じられるし。
そして舌を巻いたのは、攻守交替でマウンドに投げ返したボールが少し高く外れて、
サード泉くんが「おっと」と言いながらジャンプで捕ってマウンドに置いてく動き……!
なにこの細かい拘り!!
他にも、打席に入って「あっす!」と挨拶する西浦バッターをちゃんと見ながら小さく頷く大地くんとか、
一塁走者の田島くんがリードとる時の軽いステップとか、ね。
野球好きの心をマニアックに擽るリアルな動きがいっぱいww
アニメじゃなくって実写を見てるみたい!!

今回の第3話は、脚本・絵コンテ・演出を担当したのが
アクション作画監督の満仲勧さんだったのですが、
野球している時のリアルな動きにすっごく拘って、めっちゃ労力と手間(セル画枚数)かけて、
丁寧に忠実に作られているなぁ! と感嘆しました!

第1話のサッカーシーンを見て、私「春のサッカーアニメ新番組」とかゆってましたが、
野球シーンはもっとスゴかった……!!
2期はこの先もこのクオリティで野球の試合が描かれると期待していいんですよね!? 至福……vv

●1回の表、崎玉の攻撃は三者凡退。
1回の裏、西浦の攻撃。
先頭打者・田島くんの(サードファースト定位置)って心の声がすっげイケメン声で鼻血……!
しかもサード前に転がしてピッチャーに捕らせる絶妙なバント!!
反則だよ、田島くんは~! 野球が始まるとおっとこまえになるなんてvv

牽制大好き(笑)な大地くんは、ちょくちょく一塁へ牽制w
水谷くんの「ピッチピッチー」は、
今ボール持ってるのはピッチャーだよー、とランナー(田島)に教えている声掛け、です。
「先輩いーっすよ!! バッター勝負!!」
大地くんの口調がハツラツ生真面目おバカ後輩でかわええww
イッチャンの投球をキャッチしてから二塁送球に移るまでの動作の速いこと速いこと!!
大地くんの運動神経と強肩に、惚れ惚れするわあああvvv

あと、イッチャンのモノローグがイッチャンっぽくて聞き惚れます^^(なにそれ?・笑)
イッチャンならこういう声で、こういう口調で言うだろうなぁ、ってイメージにピッタリで。
タイさんの声も、どこにでもいそうなのんびりしたおっさん…男子声で、
ああ、タイさんだぁvv としっくりきますvv

1死二塁で、3番泉くん。
「外! 遠いか? いい、流す!」がめっちゃ早口でビックリ(笑)。
まぁ実際、打席に入っているバッターはこれらの思考を言葉にせずに一瞬で考えて打ってるわけですが。
普通の野球アニメだと、ピッチャーが投げてからホームベース上に届くまで、
3~4秒かけて、ややスローで映して、その間にバッターが考えているモノローグを言うんで、
この早口はちょっと斬新^^;。

泉くんが三塁まで走ってる姿、ホントに塁間を走ってる感じで躍動感あるわぁあ♪
西浦おかーさんズのおばさんちっくな応援も「あー、いるいるw」って感じ(笑)。

●さあ、待ってました。4番花井くん。
こりゃもー明らかに4番を気負いすぎ、キンチョーしすぎ(苦笑)。
スクイズのサイン出されて、へにゃって気ィ抜けるシーン、ちゃんとバックにお花がww

そしてここで第3話最大の萌えポイントが……!!(またかw)
田島「満足してんなよ」

このセリフ、田島くん(の中の人の下野さん)はどんな声音で言うのか、興味津々だったんです♪
ちょっと突き放すように言うのか、意味深な響きなのか、さりげない普通の一言なのか。
実際は、意外とカラッと明るく声掛けてましたねw
「してんの?」も”素で驚いてる”って感じの声で、ほほう、と思ったり。
アニメ誌インタビューで、
「田島は、自分が楽しいと思っている4番を今回花井に譲ることになり、
花井なりに(長打とか田島ができない方法で)4番を楽しんで欲しいと思っているから、
花井にいろいろ言うんだと思う」
といった主旨で下野さんが答えてらしたので(私もその解釈に賛成)、
このシーンの田島くんの口調はこうなるのが相応しいと言えるのかな?

逆に、花井くんは「何が?」の言い方に少しムッとした険が含まれてましたねぇ^^。
その後のグルグルモノローグ(笑)も、原作を読んで私なりにイメージしていたより、
もっと感情豊かで悔しそうにグルグルしていて、それはそれは萌えましたwww
(田島(オメエ)以外、ならな!)の目ェ据わった顔なんて、
田島様へのライバル心がぐつぐつ煮え滾って焦げつきそうになっちゃってて
コレなんて乙女の片想い!?(笑)
ガッツガツ白飯おかわりさしてもらいましたっvv アザーッス!!(チョー笑顔で)

●2回表、いよいよ大地くんの打席を迎えます。
防具を装備する阿部くん&甲斐甲斐しく防具を持っててあげる三橋くん、萌え~vvv
(頼まれると、嬉しいな。嬉しいと、力、出る)っていう三橋くんのモノローグ、
中学時代を思い出してちょっと切なくなりました……。

タイさんはピッチャーゴロ。大地くんには敬遠作戦!
四球で一塁へとやってきた大地を、田島様がさっそくナンパ(違)。
この2匹の天然っ子達のやりとりは、何度見てもカワエエww
花井といい、利央といい、大地といい、田島様は身長180cm以上の同い年を見ると、
レーダーが反応するのか、ハンターの血が騒ぐのか(笑)。
(あ、でも三星の織田くんにはあんま興味なさそーだったなw)

●6番上村くんは1球目を引っかけて、6-4-3のダブルプレー!
巣山くんと栄口くんの素早い連携プレーと、一塁でキャッチする田島くんの体勢がこれまたリアルvvv
カッチョイ~!! 惚れ惚れするvv

ところで、この球について疑問が。
タイさん「内角引っかけたな」 上村くん「真ん中来たけどシュートしました」
って言ってるんですが……
ん? このボールの動き、シュート回転(右打者の内角へ動く)じゃなくって
スライダー回転(右打者の外角へ動く)してません……??

ええと、三橋くんの持ち球には「シュート」という変化球がありますが、
シュート回転した」という場合は全然別もの。
ストレートを投げるつもりが、シュートに似た回転がかかってしまった失投のことです。
これは伸び・キレがなく、ど真ん中に入ってしまって、痛打されることが多いです。
(さっきの球は、三橋くんが意図的に投げているなんらかの変化球ですが、上村くんは誤解している)
原作漫画もアニメもどっちもボールが右打者から見て右(遠く)へ逃げるように動いてるので、
スライダー? と思ったんですが、それだと「内角引っかけた」「シュートした」って言わないですよね……。
私の勘違いでしょうか?orz 教えて、野球にお詳しい方><!
※後日追記:
スミマセン;; アニメの録画をもう一度じ~っくり見直したら、ちゃんとシュート回転してましたorz
でも、原作漫画のほうは……う~む?


●ヤジられて、心の底から愉しげな腹黒い笑みを浮かべるA部隆也さん(15歳・仮名)www
ひ、ヒィイイイイイイ><!
こんな怖い悪人顔、主人公チームじゃねーよ! 悪代官様だYO!!(笑)

阿部くんの打席……の前に入っていた、巣山くんのイッチャン評と阿部くんモノローグが
カットされてるぅう~!orz
巣山くんの選球眼いいことが判る、数少ない見せ場なのに……。アニメで見たかったorz
イッチャンのスクリューは肘痛める投げ方だから球数投げられない、とか、
早いカウントから打ってく、とかの情報もカットか……。
他にも、モモカンの説明ぜリフがいくつかカットされてますね。

阿部くん盗塁→「ヤバッ」と大地くんが二塁送球、のシーンを
キャッチャーマスク越し(しかもちゃんと投げた後マスクがズレてる)視点で映す演出にシビレタ~!vv
イッチャンに睨まれて、はわわ~って青褪めてる大地カワイイよ大地ww

そんで、1死三塁でスクイズ警戒しすぎてグルグル悩み過ぎてるイッチャンも可愛い^^。
水谷くんごときに四球与えちゃうなんて!
でもなんか解るなぁ、このグルグル。同じく優柔不断な人間としては(苦笑)。
イッチャンがグルグルしてると、イッチャンのアップ絵が多くなって眼福です!←

●1死一、三塁でバッターは気合いの入った三橋くん!
(オレが、阿部君を、ホームに帰す、役だ!)
ああん、健気ねぇ~vv

巣山「水谷、ゴロゴー! ライナーバックだぞ!」
これはつまり、
三橋がゴロ打ったら、ゲッツーにならないように、全力で二塁に走れ!
(ついさっきの2回表の6-4-3ダブルプレーみたいになっちゃうワケですね)
三橋がライナー(地面に触れないで直線的に飛んだ打球)を打ったら、
相手がキャッチした瞬間に三橋がアウト(2死)、
さらに水谷が一塁を飛び出していると、すぐに一塁送球されてタッチアウトで終わっちゃうので、
ライナーだと思ったら一塁に戻れ! という指示ですね。

三橋くんの豪快な空振りっ!(笑)
「サードランナー!」と三橋くんからの熱い眼差しを一身に受けて、
試合中なのに赤くなって顔を伏せる阿部くんwwww(※腐女子にはこう見えます)
ちょっと、大地くん! サードランナー隙だらけだから牽制球投げて刺しちゃって!(笑)
阿部(心の声が漏れたかと思ったぜ)
うん……基本的にキモベの時は、キミの心の声は表情や態度にダダ漏れで、
周囲のキャラと視聴者を震撼させているけれどね……^^;。

ということで、三橋くんは阿部くんをホームに帰せるのか!? 乞うご期待!


……やばい。野球の試合に興奮しすぎて、またも感想が異常に長くなっちった……orz
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