アフタヌーン10年2月号 おお振り感想(2)
今月の感想前編はこちら→アフタヌーン10年2月号 おお振り感想(1)
過去のおお振り感想はこちら→カテゴリー「おお振り感想」
今回もまたHENTAI炸裂です。
昨日の感想前編がハナタジなら、今日はもちろんアベミハです。
「腐ってやがる……」(by「ナウシカ」のクロトワさん)
※以下、野球素人の腐女子によるネタバレ感想です。
腐った妄想が溢れています。
お嫌いな方はご不快になる恐れがありますので、決してご覧にならないでください。
(無害ですが(一般人には)食べられません。)
晩御飯メニューをあれこれ予想しながら頬染めて駆けてくるらーぜ達、かわええええvv
沖くん、泉くん、田島くん、水谷くんと、この4人は全員末っ子ですねw
末っ子の無邪気な気質が出てていいわぁvv
●さあここからは、アベミハ萌えっターイム!(笑)
三橋くんはいそいそと合宿所1階のトレーニングルームに行き、
「阿部君、ゴハン、だよ」←なんか新妻っぽくてニヤニヤするんですがw
阿部さんは汗臭い密室でたった一人、もんもんと筋トレしていた模様(苦笑)。
三橋くんが後ろ手にドアを閉めて密室で二人きりになるやいなや、
阿部さんときたら、いきなりアンダーシャツ脱いで上半身裸に! そしておもむろに立ち上がり……!
三橋くん逃げて――――!(笑)
三橋くんは「振りかぶるの、メリットないって」と阿部くんに報告。
阿部「ンなの承知だろ」
三橋「う、うん」ホッ
気持ちが通じ合った、自然な短いやりとり。なんかいいなぁvv
三橋くんが中学で振りかぶっていなかった理由は、「………オレ、おそいから、かっこつけてて、おかしい」
そんな三橋くんに阿部くんは、
「中学もオメーと組めてりゃなァ」
うはwwwwwww プロポーズktkr!!(違)
阿部「………あのさあ、オレ榛名の、じゃましてなかったよな」
三橋「しっ、してないよっ。”おかげ”って、言ったよ! ”ありがとう”も、言った!」(←一生懸命vv)
阿部「……だよな」
三橋「あの、捕れて、良かった、でしょ?」
阿部「…………。そーだな。捕れてよかったよ」(←この時の微かな笑みがイイ)
阿部くん、いい方向に変わったねぇ。
準決勝の武蔵野観戦までは、全部榛名が悪い! サイテーの投手だ、と思っていたのに。
合宿2日目夜の三橋くんのモノローグから言葉を借りて言い換えるなら、
「自分が生かせなかった”スゴイ投手”を誰かが生かしてる」ことを「気づかないフリ」していたのに。
試合後に榛名さんと直接話したことで、榛名さんの立場から過去を振り返れるようになったのね。
だから、オレが榛名の邪魔してた(榛名を生かせなかった)んじゃないか、と思えるようになった。
これって阿部くんにとって、すごい精神的成長じゃないですか!?
阿部くんはバッター心理を読むことや野球の観察眼には長けているけれど、
肝心な部分で”他人の気持ちが解らない”子だと、私は捉えていました(失礼w)。
「オレは3年間お前に尽くす」という三橋くんへの献身的な思いも、
一方的な自己愛の投影による”同一化”だと、私は感じていました。
(※阿部のキャラ考察「阿部くんの涙」参照)
つまりは、自分のことだけでいっぱいいっぱいだった、というか。
それが他人の立場、他人の気持ちを慮ることができるようになった。
そして榛名さんとシニアで組んだこと、彼の球を捕っていた過去を、
自分にとって「よかった」と素直に認めることができるようになった。
ああ、阿部くんが精神的に成長している……すごく嬉しいなぁvv
三橋「オレも、良かったよ!」
阿部「え。何が?」
三橋「阿部君が組んでなかったら、榛名さんすごく、遠い人だ。阿部君いたら、すぐ近くに思える」
阿部「そーかもな」
三橋「戦える、相手だ。オレは、負けない!」
うっひょ~! 三橋くん超おっとこまえ~vv(ぽわわんvv)
ほんの3ヶ月前は誰とも目を合わせず、あんなにキョドキョドしまくってた子が。
阿部くんの目を正面からまっすぐ見つめて、はっきり主張しちゃって……!(感涙)
阿部くんもだけれど、三橋くんの精神的成長も目を見張るものがあります!
美丞戦の前までは、阿部くんに言いたいことがあっても自分の頭の中でグルグル完結して、
途中で言うのをやめちゃうので、短気な阿部くんをイライラさせてきました。
美丞戦で「阿部君、オレを頼ってくれ」「力合わせて強くなろう!」とお互い意識を改めたけれど、
その後のロードワークなどでは、まだスンナリ話が通じずにぎくしゃくして。
もし阿部君が武蔵野で榛名さんと組んでたら……とか口走って阿部くんを怒らせて。
そんな”3歩進んで2歩下がる”アベミハのコミュニケーションが、
榛名さんとの対話を経て、一気に改善されたような気がします。
それは、阿部くん・三橋くんの双方が変わったから。
・阿部→三橋
以前は、「なんも考えてなさそー」「言ってることがわかんねー」「こっちの言ってること通じてんのかわかんねー」
キョドる三橋の態度にイライラ。
↓
三橋なりにイロイロ考えている、目標を目指して成長しようとしている、と解って、
「オレ榛名の邪魔してなかったよな」と、自分の核心の弱さや悩みを三橋くんに言えるようになった。
・三橋→阿部
以前は、自分に全く自信がなくて、なんでも「阿部君のおかげ」
嫌われるのが怖くて、思ったことを言えずにビクビク。
↓
榛名さんにも負けない! と思える強い闘志と自信が芽生えた。
阿部「(三橋の球は)今だっておせーよ」とか
三橋「阿部君、榛名さん――の球、捕ったり、捕れなかったり…」とか、
相手がグサッと来る言葉を悪気なくポンポン言い交わしてるのが可笑しいwwそんで萌えた!
これってつまり、二人の間のコミュニケーションが成立してきて、
徐々に対等な関係になりつつあるってことですよね?
合宿2日目に千代ちゃんが言った言葉、
「三橋君と阿部君、は、仲良しだね!」が、現実のものとなってきたのでは……っ!?
阿部(…………。なんだこの感じ)(こいつに、つくしたいと思った。けど今はもっと違う)
(なんかもっといいもんに、変化してきてるぞ!)
ふふふ、いいところに気がついたねぇ、阿部少年よ。
そんなキミに、いにしえの賢者が遺したこの格言を贈ろう!
――夫婦とは、お互いに見つめ合う存在でなく、ひとつの星を二人で眺めるものである。(ヘルマン・ヘッセ)
(↑結婚式のスピーチかっ!・笑)
バッテリーは夫婦に例えられるくらいですものw
二人で同じ目標を見つめて、二人で力合わせて前進していってくれたまえ!
●と言ってる矢先に、さっそく翌朝、
お待ちかねのアベミハ新婚クッキングキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
合宿4日目、早朝5時。三橋くんの肩をそっと揺すって起こしてあげる阿部くん。
ホントは今朝も千代ちゃんが料理を手伝うはずだったのに
(篠岡さんの手伝いなくても大丈夫って、阿部君が言ったから)だとぅ!?
そのくせ、(阿部君は意外となんにもつくれない)ってwwwおーいww
さすがはヤリ手の阿部さん! 二人きりになるためなら手段を選ばないなッ!
意外となんにも作れない阿部と、けっこうモノを知っている三橋。
ヤベェ、この力関係が新鮮で、萌・え・るvvv(ギャップ萌え?・苦笑)
無洗米のやりとり、そしてギョーザを焼くくだりは、読みながらニヨニヨしっぱなしッスw
阿部「………まだ?」
三橋「まだ」
阿部「なー、まだ!?」
三橋「まだ、だよっ」
阿部「わあ、皮がっ」
三橋「まだって、言ったでしょ――っ」
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴr(←杏月が部屋の中を端から端まで転がって萌え悶えている音)
なななななにこの典型的な新婚夫婦のらぶらぶくっきんぐ!!!(驚愕)
てゆーかセリフだけ書き出してみたらビックリするぐらいえろくって赤面……///
なんなんだいったい……ハナタジといい、アベミハといい、
今月はひぐちセンセーが次々と投下する萌えの絨毯爆撃が凄すぎて、
ハアハア呼吸過多になって眩暈を起こしそうです……バタリ。
これはあれか? 連載を1回休載したお詫びの、特別サービス号ってことなのか?
アベミハで作った朝御飯のメニューは、
ギョーザ、豚汁、ホーレン草のおひたし、梨、ヨーグルト、オレンジジュース。
ちゃんとしてます。しかも美味しい。(朝からギョーザだけど・笑)
モモカン(阿部さんはキッチリした人で専業主婦。三橋さんちは放任タイプの上に、共働きだもんね。
スキルは三橋君のが上でしょ)
私もアベミハの料理の腕は、そういう設定だろうなと思ってましたvv
台所では三橋くんの方が阿部くんの上に立つ、か。
……そんなら布団では(検閲)
●最後にもういっちょハナタジ萌え(笑)。
合宿4日目も、ブルペンには捕手用防具姿の花井と田島が。
キャッチャー・ペアルックでツーショットのえろえろしさについては既に熱く語ったので自重して。
そっか、捕手同士だから、ブルペンで練習する時はほとんど一緒なんだ……。
てゆーか、そもそも花井くんは控え投手でもあるし、春先から一緒にブルペンで練習してたのねvv
なんか近頃、花井くんと田島くん、近くにいることが多くないですか?
合宿のお昼ご飯で隣同士だったり、準決勝を並んで座って観戦してたり。
そんなシーンを見る度、胸のときめきが止まりませんvv
アニメのキャラデザさんが、本のインタビューで、
「花井はライバル意識を抱く田島とは距離が遠い感じ。(だから作画上あまり近くに描かない)」
といった主旨のことを仰っていたことがあります。
私は、原作を見ていると必ずしもそうじゃない気がしていましたが。
……それにしたって、近頃は妙に距離が近い。
ここ最近、二人の間にいったい何があったんだ……?(悶々)
そういえば合宿3日目、投球練習後に打撃練習に混ざった時の
田島くんの何気ないセリフにも、萌え惑わされています。
「花井打とー」(ニコニコ嬉しそう)
ん? ちょっと待って。これってどーゆー意味?
「花井(がバッピで投げてくれる球をオレが)打とー」かな? と一瞬思ったけれど、
今はマシンで打撃練習のターンみたいだからバッピはやらなさそうだし、
花井くんはその次のページで打撃練習してる姿があるし。
んん? それじゃ「花井(オレと一緒に)打とー」なの?
え、でも、そんなお誘いするかしら? とワタクシ混乱中(苦笑)。
モモカンの隣で「ヒザにキンタ○ブクロついてるみてーっ」とゲラゲラ爆笑してる田島くんを
「タジマッ」って窘める花井くん。
梓は田島くんの保護者かw(あながち間違っていない)
この短いやりとりにすら萌えが止まりませんvv
●とゆーことで、その元凶となった阿部さん(笑)。
三橋の球を受けたくて受けたくてガマンできない阿部さんは、
懲りもせずまたも全身捕手装備でブルペンに現れました。
何度モモカンに「ダメ」って言われても諦めない
ついにトンデモナイ奇行に走ってしまったのです!
「ヒザは当たっても大丈夫なように、セーフティカップをサポーターでまきました!」
ここ見た瞬間、田島よりも一瞬先に、私も声を上げて大爆笑!!!
ちょwwwwww あまりに必死すぎるwwwww
しかも、阿部さん、大 真 面 目だよwwwww(はらいてー!)
アフタ読んでたのが家の中でよかったー=3
外で立ち読みしてて大爆笑したら完璧に不審者だったわ^^;。
それにしても……このコマ、何度読み返しても噴き出してしまう……。
「セーフティカップをサポーターでまきました!」
なんだその、あたかも名案でしょう! と言わんばかりの得意げな口ぶりはww
そんなだからキモベって言われんだってば!(笑)
●捨て身のセーフティカップ作戦(笑)が奏功して、
3球だけ、三橋くんの球を捕ることが許された阿部くん。
三橋くんが阿部くんのミットに投げるのは、あの負傷した美丞戦以来。
三橋(変な球は危ない。全力投球はダメだ。でも、久しぶりだ)
(グローブ真芯のいい音、聞かせたい!)
おお~! 阿部くんに自分の一番いい球を見せたいのかぁ。
いいよいいよー♪
と思ったら、え? もうこれで終わり!?
今月号はたった26ページか……短いな。
その割に、私の感想は相変わらずムダに長ったらしいorz
次号、やる気と自信漲る三橋くんがどんな球を投げ込んでくれるのか!? 楽しみ~♪
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